「Una Volta(ウナボルタ)」は、池袋駅東口ジュンク堂方面にある古民家イタリアン。隠れ家的なお店で、雑誌やグルメ本にたびたび掲載される人気店です。
ウナボルタの特徴は、なんといっても古民家風の店内。木目を基調とした落ち着きのある空間で、コスパ良しの絶品イタリアンを味わえます。
ここでは、池袋の古民家イタリアン「Una Volta(ウナボルタ)」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際にランチを食べた感想を紹介します。
古民家風の落ち着く空間で、背伸びしないイタリアンを楽しめる店! とにかくお店の雰囲気が最高です
ウナボルタ(Una Volta)は池袋の古民家イタリアン
Una Volta(ウナボルタ)は2005年9月にオープンした池袋の老舗イタリアン。池袋東口から少し離れた東通り沿いの裏にある、隠れ家的な立地のお店です。
東北の古民家をビルの2階に移築し、アンティークな落ち着く雰囲気の古民家でイタリアンを味わえますよ。ウナボルタの料理やお店の雰囲気は、今も昔も多くの人に愛されています。
シェフはイタリア各地で修業を積み、ソムリエの資格を持つ本格派。気取らないカジュアルなおいしいイタリアンを手ごろな価格で楽めます。
仕事の会食や大切な記念日、デートなど、落ち着いて食事をしたいときにぴったりのお店です。
- 2005年オープンの池袋の人気イタリアン
- 池袋の喧騒から少し離れた静かな立地
- ビルの2階に移築した古民家風の店内
- コスパ良しのランチ・ディナーが楽しめる
ウナボルタ(Una Volta)のアクセス・営業時間
ウナボルタは池袋駅東口から徒歩7分の駅から少し離れた立地にあります。ジュンク堂正面左の道をまっすぐ進み、駿台予備校のビルの隣にあります。
ランチ・ディナーともに混み合うことが多いため、席を予約してから行くと安心です。
- 【営業時間】
[ランチ]11:30~15:00(L.O.13:30)※土日祝のみ
[ディナー]17:30~22:30(L.O.21:00) - 【定休日】水曜(不定休あり)
- 【住所】東京都豊島区南池袋2-19-4 池袋大木ビル2F
- 【電話】03-3987-6520
- 【アクセス】池袋駅東口 徒歩7分/東池袋駅 徒歩7分/雑司が谷駅 徒歩8分
西武バス 宿20 南池袋三丁目下車 徒歩4分 - 【座席】30席
- 【喫煙】禁煙(外に喫煙所あり)
- 【駐車場】なし(近くにコインパーキング多数あり)
- 【駐輪場】なし
- 【子供】10歳以下は入店NG
- 【支払い】5000円以上からカード可(VISA、Master)、PayPay
- 【HP】ぐるなび 食べログ 公式サイト
ウナボルタに駐輪場はありませんが、徒歩4分の南池袋公園に駐輪場があります。(2時間まで無料)
>>関連記事:南池袋公園の駐輪場】料金や利用時間・自転車置き場の使い方を解説
ウナボルタに行ってきた!緑豊かな都会の隠れ家
ランチタイムにUna Volta(ウナボルタ)に行ってきました!
東通りから1本外れた静かな通りにあり、入口がマンション2階にあるのでかなり隠れ家的な立地。「Una Volta」の看板を見逃さないようにしましょう。
緑豊かな1階のエントランスがお洒落な外観。一見古民家っぽくない外観です。バルコニーや階段のランプは西洋風の雰囲気。
緑に囲まれた階段を上って、店舗入り口へ。
2階に上がると現れる、重厚な古民家っぽい入口。お店のドアを開ける前からわくわくしますね!
入口の前にあるバルコニーは、緑がいっぱいでおしゃれな雰囲気。テラス席として使うこともできるようです。
大通りから離れた場所にあるので、周囲はすごく静か。池袋の雑多さを忘れることができる空間が広がります。
ポコポコと水の湧き出る、日本庭園風の苔壷。眺めていると癒やされます。
お店の入口の注意書き。10歳以下の子供の入店は、不本意ながらもお断りしているとのことでした。
ウナボルタは少人数で営業しているため、料理の提供に時間がかかるそう。1時間以内で食事を済ますことができない旨、あらかじめ注意書きに書いてあります。
仕事の合間にサクッとランチを済ませたいときや、スケジュールが詰まっているときは避けたほうがよさそうです。あらかじめ入店前に知らせてくれるのはありがたいですね。
ウナボルタの店内は趣ある和モダンな古民家
11時半過ぎに予約なしで行ったところ、すぐに案内されました。(※ランチは混むことが多いので、予約をおすすめします)
Una Volta(ウナボルタ)の店内に一歩足を踏み入れると、想像以上の古民家感にびっくり…!
味のある色褪せた風合いが魅力の木の柱や梁、素朴な土壁、どこか和モダンな雰囲気の小物やインテリア。すべてがオシャレ!
少し暗めの照明で落ち着いた雰囲気の店内ですが、敷居が高い感じはなく、とてもアットホームに出迎えてくれます。
木のぬくもりを感じられる古民家の店内にいると、まるで和食屋さんに来たのかと錯覚します。落ち着いたムードの和モダンな内装は、どこを見渡してもオシャレで素敵。
窓際のベンチ席。窓際の席はテラスの緑が見えます。
席の間隔は広めで、周囲の人が気にならない距離感が嬉しい。
椅子のテーブル席。広めのテーブルを2人で使うことができます。
木目をいかしたシックな店内は、飾られているオブジェもアンティーク調で雰囲気抜群。
どうやってビルの2階に古民家を移築したの!?なんて不思議に思えてしまう、完璧な古民家の内装。見ていて飽きないです。
広々とした半個室の座席。ゆったりとした時間を過ごせそうな、あたたかみのある店内です。
ゆったり流れる店内の空気は、都会の喧騒から離れて一瞬別世界へトリップした気分を味わえます。
シェードのないペンダントライトの素朴な光、テーブル、椅子、柱、天井の梁。見ているだけで癒やされます。古民家好きな人は必見です。
イタリアンというと明るく爽やかな雰囲気のお店のイメージですが、ウナボルタのような重厚で大人な雰囲気のトラットリアも良いなと思いました。
落ち着いた雰囲気のお店ながら、気取らない雰囲気でOKなのもウナボルタの魅力のひとつ。服装もカジュアルで問題ないですし、気軽に立ち寄ることができます。
普段の延長線上で、ちょっと良い雰囲気のお店に行きたいときにおすすめのお店です。
ウナボルタ(Una Volta)のランチメニュー
ランチメニューは3種類。好みや食べたい量にあわせて選ぶことができます。
前菜1品、パスタ or リゾット1品、自家製パン、カフェ or グラスワイン
- 前菜盛り合わせ or 温野菜 or スープ
- パスタ(2種類より) or リゾット
- 自家製ライ麦パン
- カフェ or グラスワイン
前菜1品、メイン1品、自家製パン、カフェ or グラスワイン
- 前菜盛り合わせ or 温野菜 or スープ
- お肉料理 or お魚料理
- 自家製ライ麦パン
- カフェ or グラスワイン
前菜1品、パスタ or リゾット1品、メイン1品、自家製パン、カフェ or グラスワイン
- 前菜盛り合わせ or 温野菜 or スープ
- パスタ(2種類より) or リゾット
- お肉料理 or お魚料理
- 自家製ライ麦パン
- カフェ or グラスワイン
前菜の詳細
- 前菜の盛り合わせ:お肉・野菜・魚介など3種盛合わせ
(例:鰹のカルパッチョ、大根のクリームソース、ハム / いなだ、ナス、鶏肉バジルなど) - 野菜とレンズ豆のスープ:約10種類の野菜をゆっくりと火入れし、レンズ豆とあわせた具沢山のズッパ
- 温野菜:数種類の旬の野菜のたっぷり温野菜サラダ
パスタ・リゾットの詳細
ランチコースのパスタは2種類、リゾットは1種類。週替わりでメニューが変わります。この日のメニューは以下でした。
- シラスと葉野菜のオイルベーススパゲッティーニ
- 自家製ソーセージときのこのトマトソーススパゲッティーニ
- かぼちゃの入ったパルミジャーノチーズのリゾット
週替わりパスタは、ほかにも以下のようなメニューがあります。かなり種類が豊富なので、行くたびに違うパスタに出会えそうですね。
- 海苔とホタテの柚子胡椒風味のクリームソース
- 自家製パンチェッタとキノコのトマトソース
- 自家製ソーセージとちぢみほうれん草のパスタ
- 桜エビと葉野菜のトマトソーススパゲティーニ
- 鶏挽肉のラグーと小松菜のトマトソーススパゲティ
- カジキのコンフィとケッパーのトマトソーススパゲティ
- 自家製ソーセージとほうれん草のトマトパスタ
- サルデーニャ産カラスミとカブのオイルべース スパゲッティーニ
週替わりリゾットの一例。
- いろいろキノコの入ったパルミジャーノレッジャーノチーズのリゾット
- ユリ根とパルミジャーノチーズのリゾット
メイン料理詳細
メイン料理はほぼ日替わり。
魚料理はアクアパッツァ、アンコーナ風、オーブン焼き香草パン粉焼など、肉料理は豚ロース肉のピザ職人風、鶏肉のロースト、豚肉の煮込みなどがあります。
この日のメニューは以下でした。
- 豚肉ロース肉のパルミジャーのチーズパン粉焼き 野菜添え
- オゴダイとじゃがいものオーブン焼
- 北海道シホロ牛 イチボ肉のグリル わさび菜のサラダ添え(+1500円)
デザート
ランチデザートは+300円で「本日のデザート」を注文できます。この日のデザートは「いちじくのケーキとレモンソルベ」でした。
ドリンク
ランチのセットドリンクは、以下から選べます。ランチメニューでアルコールが選べるのは嬉しいですね!
ほかにも別注文で、ノンアルコールビールやノンアルコールワイン、カクテル、各種ワインなどのお酒を選ぶことができます。ワインはイタリアを中心に50種くらい取り揃えています。
ウナボルタ(Una Volta)のランチ実食レポ
1,300円のパスタランチを注文しました! 前菜は温野菜、パスタは自家製ソーセージときのこのトマトソーススパゲッティーニを選択。
注文してから6分ほどして、前菜とパンが出てきました。温野菜は、キャベツ、さつまいも、ニンジン、かぼちゃ、カブ、ブロッコリーなど種類が豊富! 丁寧に蒸されています。
自家製ライ麦パンはやわらかくてモチモチ。ほんわり温かくて、ほど良い塩味がついています。そのまま食べてもおいしいし、オリーブオイルをつけてもおいしかったです。
温野菜は、テーブルに置いてある塩・胡椒・オリーブオイルをお好みでかけていただきます。
塩とオリーブオイルをかけると、野菜の甘みが引き立ってとってもおいしい!
ランチでたくさん野菜を食べられるのは嬉しいです。食べごたえのある温野菜サラダでした。とくに、さつまいもとかぼちゃがホクホクでおいしかったです。
こちらは、自家製ソーセージときのこのトマトソーススパゲッティーニ。
パスタは温野菜の提供から30分後に出てきました。
料理の提供に時間がかかると聞いてはいたものの、どれくらいかかるのかな?とちょっとドキドキしながら料理を待ちました。(会社の昼休みなど、急いでいる人は要注意です。)
パスタはできたてのアツアツが提供されます。湯気が出ている状態でとってもおいしそう!
自家製のソーセージはしっかり肉感があり、少しスパイシーなハーブソーセージ味。トマトの酸味が味わえるシンプルなトマトソースと相性抜群です。
ソーセージ、キノコ、トマトソースどれもおいしくて、それぞれが主張しすぎず優しい味わいでした。
油っぽさがなく全体的に塩分控えめで、素材のおいしさが引き立っています。サッパリと食べやすいパスタでした。ご高齢の方でも食べやすいと思います。
1,300円のパスタランチは、がっつりボリュームたっぷり食べたい人には物足りないかもしれません。たくさん食べたい人は、肉・魚のついたメイン料理のあるコースをおすすめします。
セットドリンクのアイスコーヒー。食後はコーヒーを飲んで、ウナボルタのゆっくり落ち着ける空間をめいっぱい堪能できます。
池袋のちょっと良い雰囲気のお店のランチとしては、1,300円はかなりコスパが良いのではないでしょうか。
野菜・パン・パスタといったバランスの良いイタリアンを素敵な古民家で味わうことができて、大満足のランチとなりました! 今度はほかのコース料理やリゾット、デザートも注文してみたいです。リピ決定!
ウナボルタでゆったりイタリアンランチを楽しもう
初めて行ったUna Volta(ウナボルタ)は、期待通りのとっても素敵なお店でした。特別高級感のある料理や変わったメニューがあるわけではないですが、コスパも良く、万人受けするお店だと思います。
私が行ったときは空いていたので、パスタランチの注文から退店まで1時間10分くらいでした。(お店の注意書きにある通り、空いているときでも1時間以内の退店は難しそうです。)
混んでいるときや、品数の多いコースのときはもっと時間がかかりそうです。
ウナボルタに行く際は、ランチ後にスケジュールを詰め込まないことをおすすめします。お店の雰囲気も料理の味も最高なので、ぜひゆっくりとランチができるときに行ってみてください。
池袋の喧騒から離れた、居心地の良い古民家でいただく至福のイタリアン。Una Volta(ウナボルタ)で素敵な時間を過ごしてみませんか。