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【椎名町・妙法湯】五感で感じる台湾温泉文化!楽しさいっぱいのコラボイベント開催中

【椎名町・妙法湯】五感で感じる台湾温泉文化!楽しさいっぱいのコラボイベント開催中

豊島区・椎名町の銭湯「妙法湯」で、9月26日(火)~10月22日(日)まで「いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯」を開催中です。

台湾にある北投温泉(べいとうおんせん)のカルチャーを紹介し、銭湯を通じて台湾北投文化の魅力を知ることができるイベントです。

台湾北投温泉の歴史、古跡、音楽、芸術など、さまざまな文化を五感(視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚)で楽しめます。

ERIPO
豊島区在住ERIPO

銭湯と台湾のコラボって珍しい……! イベントの様子を紹介します

台湾の北投温泉博物館による文化交流イベント

画像出典:北投博物館HP

北投温泉(べいとうおんせん)は、台湾の台北市にある人気の温泉地。白硫黄泉・青硫黄泉・鉄硫黄泉の3種類の泉質を楽しめます。

「北投温泉博物館」は、1998年にオープンした北投温泉の観光名所。

もともとは、110年前に日本人によって建設された温泉施設でした。当時はグルメや遊び、お祭りなどが楽しめる巨大なレジャースポットだったそう。

現在は入浴場は営業していませんが、博物館として北投の温泉文化や魅力を伝えています。

北投温泉博物館の皆さん

今回のイベント「いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯」は、台湾の北投温泉博物館が主催しています。

「お風呂で友達を作ろう」を合言葉に、お風呂を通じて体験できる、国境や言葉をこえた文化交流の場として今回のイベントを企画しました。

銭湯での入浴をきっかけに、さまざまな台湾の魅力や文化を知ることができそうですね。

「いらっしゃいませ台湾北投 in 東京妙法湯」に行ってきた

「いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯」の場所は、西武池袋線で池袋から1駅・椎名町駅にある妙法湯。

入口の暖簾(のれん)もイベント仕様になっています。カラフルでとても目立ちますね。

外観の窓にも目立つポスターが。通りすがりの人が立ち止まって見ていました。

中に入ると、下駄箱からすでに台湾の北投(べいとう)モード。

北投公共浴場のマークや、北投温泉博物館のお土産、台湾の楽器、入浴アイテムなど、さまざまなアイコンが並びます。

下駄箱から始まるおもてなしにびっくり。

下駄箱を開けると、さらに驚きが……!

扉の内側には、北投のさまざまな風景や文化がわかる写真が展示されています。

日常風景や観光名所、街の人々の様子、グルメなどの写真が並び、まるで写真展のよう。

細かいところまでこだわりを感じます。

ポップアップストア「台湾北投よろずや」

妙法湯の休憩スペースと受付エリアでは、台湾の温泉街の雰囲気を感じられる「台湾北投よろずや」を開催中。

かつて台湾でよく見られた、昔ながらの雑貨店をイメージしています。

なんともレトロな空間が広がり、どこかほっと落ち着く雰囲気です。

さまざまな日用品や食料品、おやつ、子供のおもちゃを販売するよろずやは、地域のコミュニティ拠点となっていたそう。

台湾に住む人々の風情と人情が詰まった、そんなよろずやの雰囲気を体験できます。

石鹸やうちわ、キーホルダー、タオルなど、北投温泉博物館の限定グッズが並ぶ壁面。

現地のお土産が買えるなんて、貴重な機会ですよね。

どのグッズもレトロ可愛いデザインでとっても素敵です。

カラフルなお風呂バッグ。台湾の伝統的なナイロンバッグだそう。

メッシュになっているので、タオルやシャンプーなど濡れたものを持ち運ぶのにぴったり。

湯の花せっけんや、湯の花が家で楽しめる入浴剤。

オリジナルの缶バッジ。たくさんつけたくなる可愛さ……!

北投温泉博物館や、台湾北投の風景が描かれたキュートなマグネット。

壁に掛けられた北投温泉博物館の手ぬぐい。

部屋の隅々までいろいろな展示があるので要チェックです。

番台の上には、北投の台湾語映画のポスターが。

1950年代には、北投で台湾語による映画製作が盛んに行われていたそう。

北投は「台湾語映画のハリウッド」とも呼ばれる、台湾語映画の聖地でもあります。

よろずやでは、台湾の缶ビールも販売中(300円)

9月に上野公園で開催された台湾文化の祭典「TAIWAN PLUS 2023」で販売された、「台日友好ニャンニャン缶」も数量限定で販売しています。

オレンジ色の招き猫がキュートなニャンニャン缶を買えるのは、妙法湯のみ。

ビール好きな人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

北投温泉博物館の特製ラムネ。(こちらは販売はしていません)

カラフルなボトルは見ているだけでも楽しくなります。

台湾ではお風呂上りにラムネを飲むことが多いとか。

ポカポカの体にシュワッと爽やかなラムネは、とっても気持ちよさそうですね。

北投温泉の湯の花と、漢方湯に関する展示。

手ぬぐいには、北投温泉博物館の施設と、北投のさまざまな景色・シンボルが描かれています。(手ぬぐいは1,000円で販売中)

北投温泉の源泉ひとつである地獄谷の入浴剤。地獄谷は緑の湯をした青硫黄泉です。

右下のパウダーは白硫黄泉の湯の花。今回妙法湯で体験できるお風呂は、こちらの白硫黄泉になります。

右上の黒いせっけんは、北投温泉の湯の花せっけん。

台湾の伝統的なレトロゲームに挑戦

よろずやコーナーでは、台湾の伝統的なゲームも楽しめます。

こちらは台湾の夜市でよく見られる、昔ながらのスマートボール。

こちらは、台湾の伝統的なくじ引き(抽當)。台湾のレトロな雑貨屋やお祭りで売られているものだそう。

家庭に常備して、何かのご褒美として子供にやらせてあげることもあるとか。

台紙から好きなチップを切り取って開くと、マークや点数に応じたお菓子がもらえます。

なんともいえないレトロな顔が出てきました。笑

子供も大人もワイワイ遊びながら、楽しくコミュニケーションできそうですね。

大人もドキドキしながら楽しめるくじ引き、とても楽しかったです。

ぜひ妙法湯でチャレンジしてみてください。

スペシャルなお風呂体験「北投湯遊ランド」

妙法湯の浴場では、北投温泉(べいとうおんせん)のスペシャルなお風呂が楽しめる「北投湯遊ランド」を開催。

期間限定で2種類のお湯が登場します。

●台湾北投の湯の花
9月26日(火)~10月01日(日)
10月10日(火)~10月15日(日)

●台湾北投の漢方の湯
10月03日(火)~10月08日(日)
10月17日(火)~10月22日(日)

台湾北投の湯の花

こちらは、北投温泉から東京に直送された「白磺温泉湯の花」。

1トンの北投白磺温泉水からわずか1gしかとれない、非常に貴重な湯の花です。

お湯に溶かすと天然温泉となり、日本にいながら台湾北投の温泉を体験できます。

北投温泉の湯の花が入った袋。袋にも「台湾」「Beitou」の文字が。

浴槽に湯の花を入れるところを見せてもらいました。(写真は妙法湯店主の柳澤さん)

軽く手で揉みこむと、ぶわーっと乳白色の湯の花が広がります。

ほんのり漂う硫黄の香りは、まさに温泉そのもの。

硫黄成分を多く含んでいるため、抗菌作用や温浴効果による健康促進を期待できます。

しっとりなめらかな湯上り感にも注目です。

台湾北投の漢方の湯

漢方の湯は、北投の老舗漢方薬局「長生堂」が今回のために特別に調合したもの。

画像出典:北投博物館HP

入浴による温浴効果をより高め、身体を芯まで温めてくれるそう。

浴槽に入れる前の漢方湯の袋。

においをかぐと、生薬ならではのとっても効きそうな(笑)香りが。

妙法湯でしか体験できないスペシャルな漢方湯、とっても気になります……!

更衣室にも注目

下駄箱と同様に、更衣室も台湾・北投にまつわる装飾が施されています。

(※更衣室・浴場は撮影禁止です。許可を得て撮影しています)

北投温泉博物館と台湾のデザイナーが共同開発した「北投家紋」。

北投の学生が描いた月琴のカード。

北投の名所や自然、文化について理解を深めることができますよ。

BGMと展示が楽しめる「Happyランドリー」

妙法湯のランドリーコーナーも、北投温泉の展示がズラリ。

台湾の伝統楽器「月琴(げっきん)」のメロディーがBGMに流れる、異国情緒あふれるハッピーな空間になっています。

BGMは月琴奏者と民謡の巨匠である、陳明章先生の作品だとか。

ゆったりしたメロディーに身を任せていると、突然ノリノリのリズミカルな曲調に変化!

聴いていてとても楽しい気分になれました。

北投温泉の歴史や観光スポットを紹介する展示も楽しめます。

北投温泉博物館が詳しく紹介されていて、とても勉強になりました。

現在は入浴施設は提供していませんが、博物館ではかつての大浴場の様子を見ることができます。

北投温泉博物館の前身となる、かつての温泉レジャー施設時代がよくわかるポストカード。

レジャー施設では、ラムネやパフェ、プリン、かき氷、クリームソーダなど、日本で人気のグルメを楽しむことができたそう。

北投温泉と温泉博物館の風景画や、北投のことがよくわかる書籍。

ランドリーの待ち時間も楽しく過ごせそうですね。

椎名町の妙法湯で北投温泉を満喫しよう

驚きと発見がいっぱいだった、妙法湯と北投温泉のコラボイベント。

お湯に入って、展示を見て、音楽を聴いて、ゲームを楽しんで、ビールを飲んで、全身で台湾の温泉文化を楽しめるユニークな取り組みだと思いました。

台湾には8年前に行ったことがありますが、台北市に北投温泉があることを今回初めて知りました。

次に台湾に行くときは、北投温泉と北投温泉博物館に行きたいです。

ERIPO
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猛烈に台湾に行きたくなりました~! 今度はゆっくり妙法湯の北投温泉の湯に入りに行きます

イベント開催概要

  • 【場所】妙法湯
  • 【期間】2023年9月26日(火)~10月22日(日)
  • 【住所】東京都豊島区西池袋4丁目32-4
  • 【電話】03-3957-8433
  • 【営業時間】15時~翌1時
  • 【定休日】月曜
  • 【アクセス】西武池袋線 椎名町駅 北口 徒歩3分
  • 【駐車場】なし
  • 【駐輪場】あり
  • 【入浴料金】大人 520円/小学生 200円/未就学児 100円
    サウナ 900円(入浴料金・浴用タオル・バスタオル付)
  • 【HP】公式サイト

 

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※情報は記事掲載時のものです。公式HP等で営業時間のご確認をお願いいたします。

ERIPO

としまらいふ運営者。豊島区民歴12年。豊島区在住の豊島区大好きなママ。本業は会社員。
普段は↓X(旧Twitter)で最新情報を発信中

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