池袋の「カフェ亜麻亜亭(アマティ)」が2023年12月25日(月)で閉店することが判明しました。
亜麻亜亭(アマティ)は、1927年(昭和2年)に創業した老舗の喫茶店。
店名は、17世紀から続くバイオリン作りの名匠一族の名前に由来しています。
クラシカルな装いのレトロな空間で、本格ドリップコーヒーと手作りケーキを提供している純喫茶です。
大久保で1店舗、新宿で4店舗、池袋で1店舗喫茶店を展開していましたが、近年閉店が続いていました。
東武ホープセンターにある「カフェ亜麻亜亭 池袋店」が最後の営業店舗でした。
そんな「カフェ亜麻亜亭 池袋店」の店頭には、閉店のお知らせが掲載されています。
平素よりカフェ亜麻亜亭をご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
この度、急な事で大変申し訳ありませんが、
仕入れの高騰、今までの人員不足による
売り上げの悪化により営業を続けることが困難となり
2023年12月25日をもちまして
閉店させていただくこととなりました。
1989年にリニューアルオープンし
今のようなカフェになってからお客様には長きにわ(※)
ご愛顧いただきましたこと、従業員一同心より
感謝と御礼を申し上げます。
急なお知らせとなってしまい残りわずかな営業と
なりますが、どうか最後までカフェ亜麻亜亭を
よろしくお願いいたします。
店主
「カフェ亜麻亜亭 池袋店」の場所は、池袋駅西口の地下1階・東武ホープセンターにあります。
HOPE食堂の入口を入ってすぐの場所です。
看板やオーニングがレトロな店舗入口。扉の木の部分に歴史を感じます。
訪れたお客さんたちが、閉店の貼り紙を見てショックを受けている姿が印象的でした……。
池袋店がいつオープンしたかは定かではありませんが、1989年にリニューアルオープンしたとのことなので、少なくとも35年前にはあったのだと思います。
東武ホープセンターの開業が1969年(昭和44年)なので、50年以上前からあったのかもしれませんね。
歴史ある純喫茶が姿を消すのは残念ですね。
食べ納めでいただいた、モーニングセット(750円)。
シナモントースト(普通のトーストとジャムも選択可)、ゆで卵、サラダ、ドリンクがセットになっています。
アイスカフェオレは生クリームがたっぷり入っていて、とても濃厚な味わい。
サクサクのシナモントーストに生クリームをつけていただきます。
朝の糖分補給にちょうどよい甘さ。とてもおいしかったです。
優雅な雰囲気の純喫茶でいただくモーニングは、なんだか特別な気分になれますね。
アマティでお馴染みのバイオリンのコースター。もう見れなくなるのは寂しいですね。
池袋駅西口の地下直結・東武ホープセンター内という便利な立地にあった「カフェ亜麻亜亭(カフェアマティ)」。
朝は7時半、夜は22時までオープンしているので、モーニングやディナーなどさまざまなシーンで使える喫茶店でした。
新宿の全店舗が閉店してからは、池袋店を愛用していたという人も多かったのではないでしょうか。
閉店日の間際は混みそうなので、食べおさめをする方は早めに訪れてみてください。
カフェ亜麻亜亭 アクセス・店舗情報
- 【閉店日】2023年12月25日(月)
- 【営業時間】7時半~22時
- 【定休日】なし
- 【住所】東京都豊島区西池袋1-1-30 池袋東武ホープセンターB1・12番
- 【アクセス】JR地下鉄 池袋駅中央改札・南改札 徒歩2分/6a出口すぐ横
- 【喫煙】禁煙
- 【座席】70席
- 【電話】03-3986-8355