2022年10月16日、雑司が谷に「山太郎」がオープンしました。
大塚の超人気店「おにぎり ぼんご」で修業した店主が開業した、おにぎり専門店です。
具沢山のふわふわおにぎりと、出汁がしっかり効いた具だくさんな豚汁を提供しています。
この記事では、雑司が谷「山太郎」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際におにぎりを食べた感想を紹介します。
オープン初日から連日行列ができている注目のお店です!
山太郎は雑司が谷のおにぎり・とん汁専門店
「山太郎」は、雑司が谷のおにぎりと豚汁の専門店。
「人生最後の食事はおいしいと豚汁が食べたい」という、おにぎり愛にあふれるご夫婦が運営しています。
奥様は大塚の超人気おにぎり屋「ぼんご」で修業をしたそう。オープン初日には花が飾られていました。
山太郎のメニューは、シンプルにおにぎりと豚汁のみ。
ぼんご仕込みの注文してから握るふわふわおにぎりは、中まで具がたっぷり詰まっています。
素材と具材にこだわったほかほかおにぎりは、オープン初日から大人気。
山太郎のおにぎりを求め、連日行列ができている注目のお店です。
山太郎のアクセス・営業時間
- 【営業時間】11時~15時
(16時半〜18時半は、平日限定でテイクアウトのみ営業) - 【定休日】不定休
- 【住所】東京都豊島区雑司が谷2丁目10‐7
- 【アクセス】
副都心線 雑司が谷駅 3番出口 徒歩3分
都電荒川線 鬼子母神前駅 徒歩2分
JR目白駅 徒歩12分 - 【座席】8席
- 【喫煙】禁煙
- 【駐車場】なし
- 【駐輪場】なし
- 【テイクアウト】可
- 【HP】Instagram
定休日は不定休なので、行く前にInstagramでご確認ください。
土日祝のみ、整理券システムがあります。10時から店頭のiPadより整理券受付を開始します。
雑司が谷 山太郎の行き方
都電荒川線 鬼子母神前駅の踏切を渡ります。
「おいしいメロンパン」の看板があるアルテリアベーカリーの方向にまっすぐ進んでください。
>>関連記事:アルテリアベーカリー雑司が谷店 おいしいメロンパン実食レポ
鬼子母神前駅から徒歩2分、鬼子母神通り商店睦会に「山太郎」があります。
文具「隆文堂」隣のアパートの1階、以前「ちとせ保育園」があった場所です。
山太郎 おにぎり・とん汁メニュー
種類豊富な山太郎の具材。定番から変わり種まで、さまざまな味が楽しめます。
おにぎり 300円の具
梅 | 高菜の油炒め | しらす |
ツナマヨ | 麻薬たまご | おかか |
しそ昆布 | のりの佃煮 | イカの塩辛 |
唐揚げマヨ |
おにぎり 350円の具
鮭 | 明太マヨクリームチーズ | 豚キムチ |
明太子 | ヤンニョムチキン | 生たらこ |
焼きたらこ | スパイシィアヒポキ | 卵黄しょうゆ漬 |
明太子 | ヤンニョムチキン | 生たらこ |
麻薬たまご |
おにぎり 400円の具
肉そぼろ卵黄 | すき焼き |
とん汁・トッピングなど
- とん汁 360円(おかわり150円)
- 具材の二種盛 +100円
- アタマの大盛り +50円
- 具材のダブル +150円
- クリームチーズトッピング +50円
- 細切チーズトッピング +50円
山太郎で絶品おにぎりを食べてきた!
オープン翌日の平日ランチタイムに、山太郎に行ってきました!
11時20分ごろお店に着くと、お店の前にはすでに行列が。10分ほど待って中に入りました。
店内の壁には、店主直筆のメニュー表が並びます。
テイクアウトの場合もイートインの場合も、直接レジでメニューを見て注文をするスタイルです。
店内はL字型のカウンター席が6席と、テーブル席が2席。
テイクアウトの人が多いようで、店内の席は空いていました。
カウンター席の目の前には、さまざまな具材がズラリ。
大塚ぼんご同様、注文を受けてからおにぎりを握るので、できたてのほかほかが味わえます。
流れるような手つきでおにぎりが次々と握られていく様子は、見ていて飽きません。
この日は大塚ぼんごの握り手さんが応援に来ているとのことで、カウンターに立っていました。
奥にいる女性が、店主の樋山さん。お忙しいなか、とても丁寧に対応してくださいました。
店名の「山太郎」は、店主の名字とお子さんの名前からとったものだそう。おにぎりの山の形という意味もこめているそうです。
こちらが、山太郎の鮭おにぎりと卵黄醤油漬けおにぎり。
握りたてのおにぎりは、触るとほかほか! ふわっと立ち上がる海苔の香りがたまりません。
鮭おにぎりを横から見たところ。通常のおにぎりの倍はありそうなボリューム感に、テンションが上がります。
まずは具材がのった頭の部分からパクリ。一口食べると、驚くほどご飯がふわふわ!
鮭は、鮭の切り身と脂がよくのった鮭のハラスを混ぜて、お店でオーブンで焼き上げているそう。
塩味が強めのしっとりした食感の鮭は、ふわふわほかほかのご飯とよく合います。
どこを食べても具に出会える、中まで具材が詰まったおにぎり。
ほおばった瞬間ほろりとくずれる、絶妙な握り加減がたまりません。
何より、ご飯そのものがとてもおいしくてびっくりしました。お米の粒が立っていて噛みごたえがあり、噛めば噛むほど甘みが出てきます。
墨田区の老舗のお米屋さん「隅田屋商店」のお米を使っているそうです。
こちらは、店主の修行先ぼんごでもおなじみの卵黄醤油漬け。
冷凍庫で凍らせた卵の黄身を醤油に漬け、おにぎり1個につき卵黄3個を使った贅沢な一品。
おにぎりの中にも卵黄がたっぷり。ねっとり・とろとろの卵黄はとっても濃厚な味わい。
炊きたてご飯と相性抜群で、まさに卵かけご飯のようでした。
手間ひまかけて作った卵黄醤油漬け、とてもおいしかったです。
具だくさんのとん汁をテイクアウト
おにぎりで結構お腹がいっぱいになってしまったので、お店自慢の豚汁はテイクアウトすることに。
出汁がしっかりきいた、具だくさんの豚汁。
汁を一口飲んでみて、旨味と香ばしさがあふれる複雑な味わいにびっくりしました。
里芋、ごぼう、ニンジン、豚バラ、ネギ、油揚げ、ごぼう、白ネギ、こんにゃく、しいたけ、大根など、定番の具材がたくさん入った豚汁。
ニンニクと生姜のすりおろしを入れて、味にアクセントを加えているそう。
シンプルな定番メニューながら、ほかでは味わえない山太郎ならではのおいしさが詰まっていました。
これは家庭で真似できない味……。レシピが気になります。笑
山太郎のほかほかおにぎりと豚汁でほっとひと息
おにぎりと豚汁という究極の組み合わせは、まさに日本人のソウルフード。
握りたてのおにぎりと具沢山の豚汁はシンプルにおいしくて、満足感と幸福感をもたらしてくれます。
お腹だけでなく心も満たしてくれました。
雑司が谷「山太郎」のほかほかおにぎりと豚汁で、ほっとひと息ついてみてはいかがでしょうか。