SNSで話題の燃えるかき氷、通称「焼き氷」。かき氷をメレンゲで覆い、お客さんの目の前でかき氷を燃やす演出が注目されています。
巣鴨駅前の「佐藤総本店」は、夜は居酒屋・昼は夏限定でかき氷屋「焼き氷 和cafe SATO」を営業していて、燃えるかき氷を提供しています。
ここでは、巣鴨の佐藤総本店の燃えるかき氷「焼き氷」を食べた感想、お店の様子、アクセス、佐藤総本店のかき氷メニューをご紹介します。新感覚の燃えるかき氷は、写真映え・動画映え必至ですよ。
巣鴨 佐藤総本店の燃えるかき氷「焼き氷」とは?
巣鴨の燃えるかき氷は、火のついたラム酒でフランベしています🍧🔥
今までにない光景でびっくり&とても綺麗でした。もちろん味もおいしい!https://t.co/0H4U0cFsHO pic.twitter.com/yydC2rwvsu
— としまらいふ🦉豊島区を楽しむ情報ブログ (@toshima_life) July 27, 2020
「焼き氷」は、もともと吉祥寺 Cafe Lumiere(カフェルミエール)で提供している人気メニュー。
7月~9月限定(※)で、巣鴨の佐藤総本店でも燃えるかき氷を提供しています。Cafe Lumiere と佐藤総本店はオーナーが同じだそう。
「冬でも食べることができ、ほかにはない面白さがあるかき氷」というコンセプトで考案された「燃えるかき氷」は、かき氷全体がふわふわのイタリアンメレンゲで包まれているのが特徴。
氷自体は当然燃えないので、メレンゲに火のついたラム酒をかけて、メレンゲごとかき氷を燃やす仕掛けになっています。お客さんの目の前で火をつける演出は、写真映え・動画映えするのでSNSを中心にあっという間に話題になりました。
吉祥寺の Cafe Lumiere で混雑時は1時間待ちだという、大人気の燃えるかき氷。巣鴨の佐藤総本店では待たずに食べることができるので、焼き氷ファンからは穴場だと人気です。
(※)かき氷の終了時期は変わる可能性があります。
巣鴨のかき氷 佐藤総本店のアクセス・店舗情報
巣鴨駅前のアーケード街を地蔵通り商店街方面に歩いていると、人目を引くわかりやすい看板が出ています。かき氷屋の店舗は居酒屋をそのまま利用しているので、男性ひとりでも入りやすいですよ。
佐藤総本店はベビーカー入店OK・子連れOKを掲げていますが、お店は2階にあり階段を上らなければいけないので注意が必要です。
- 【住所】東京都豊島区巣鴨3-28-1 友泉巣鴨ビル2階
- 【営業時間】
[かき氷]11:00~氷がなくなるまで ※7月~9月限定
[ディナー]15:00~0:00(L.O.23:00) - 【定休日】なし
- 【電話】050-3464-6299
- 【アクセス】
JR巣鴨駅 正面口 徒歩2分
都営三田線 巣鴨駅A2出口 徒歩1分 - 【席数】100席
- 【喫煙可否】全席禁煙
- 【予約・クーポン・口コミ情報】食べログ ぐるなび ホットペッパー
巣鴨佐藤総本店のかき氷メニュー・値段
燃えるかき氷「焼き氷」presented by Cafe Lumiere 以外にも、季節のフルーツを使ったかき氷も提供しています。好みに合わせてかき氷をチョイスできますよ。
※表示価格は税抜
燃えるかき氷「焼き氷」メニュー
4種類の燃えるかき氷は、具材が豊富でまるでパフェのような作り。階層ごとにいろいろな味が楽しめます。
Lumiere特製焼き氷 1,200円
メディアで話題の定番焼き氷。ふわふわのメレンゲといちごと濃厚なキャラメル・練乳のシンプルな味わい。
緑の抹茶とティラミスの焼き氷 1,370円
生い茂る抹茶とまろやかなクリームチーズがおいしい和風焼き氷。アクセントにくるみとアーモンド、優しい味の抹茶プリンで飽きずに食べられます。
4種のベリーとキャラメルの焼き氷 1,370円
たっぷりの4種のベリーの実をキャラメルで包み込みました。ごろごろ果実が食べごたえあり。チョコレートシロップで味の変化も楽しめます。
はちみつレモンとカスタードの焼き氷 1,370円
メレンゲとはちみつレモンの爽やかな組み合わせの焼き氷。柑橘系の香りが詰まったカスタードムース、サクサクパイ、レモンシロップ入り。
かき氷メニュー
佐藤総本店には、4種類の焼かないかき氷メニューもあります。
いちごみるく 900円
特製いちごシロップと手作り練乳のシンプルなかき氷。
信玄氷 900円
黒蜜ときな粉にトロトロの白玉をトッピング。佐藤の定番かき氷。
甘夏オレンジヨーグルト 1,000円
みかんとオレンジをたっぷり使った爽やかなかき氷。特製ヨーグルトシロップがとろとろの食感。
抹茶パルフェ 1,200円
抹茶クリーム、抹茶プリン、クルミ、ナッツ、いちご、カシスシロップを添えたパフェのような豪華なかき氷。トリュフとブルーベリーをトッピングし、洋風な味わい。パルメザンチーズが絶妙に味を引き立てます。
【焼き氷レポ】巣鴨の佐藤総本店で燃えるかき氷を食べたよ
巣鴨の佐藤総本店はビルの2階にあります。入口すぐの階段を上がって2階の店内へ。
お店の雰囲気は、夜は居酒屋を営業しているため居酒屋そのまんま。スイーツの似合うカフェっぽい雰囲気は皆無ですが、居酒屋ならでは広々としたテーブル席があり、ゆっくりできそうです。
平日夕方、空いていたので広々としたテーブル席を独り占め。お客さんは2~3組くらいいて、みなさん燃えるかき氷を食べに来ていました。
かき氷に備えて、飲み物は温かいお茶をリクエスト(水かお茶か選べます。)
Lumiere特製焼き氷 1,200円(税別)を注文し、10分ほどして運ばれてきました!
かき氷のまわりをコーティングしている、分厚いイタリアンメレンゲに目を奪われます。もっこもこふわふわのメレンゲがとってもおいしそう。
メレンゲをバーナーで炙り焦げ目を付けた状態で提供されるため、うっすら茶色い焦げ目がついています。
氷の周りを分厚いメレンゲでコーティング。しっかりとした弾力のあるイタリアンメレンゲがたっぷり。
そしていよいよ、お待ちかねのファイヤータイム!
店員さんがかき氷の上から火のついたラム酒をかけて、メレンゲをフランベ。一瞬でかき氷全体が炎に包まれ、幻想的で美しい光景が広がります。
燃えているのはほんの数秒なので、カメラのスタンバイはお忘れなく。かき氷が火に包まれるという今までにない光景に、目は釘付け。
ラム酒の甘くておいしそうな香りがフワッ広がり、香りも楽しめますよ。
火が消えたあとのかき氷は、メレンゲ全体がほんのり茶色くなりました。ラム酒の良い香りが食欲をそそります。
ちなみに、焼き氷のBefore(左)→ After(右)はこんな感じ。燃えたときにメレンゲと氷が少し溶けるのか、高さが減っていました。
焼き氷には別添えのシロップが3種類付いていて、お好みで味をカスタマイズできます。飽きずにいろいろな味を楽しめるのは嬉しいですね。
左から、手作り練乳シロップ、いちごシロップ、キャラメルソース。イチゴソースは果肉入りのドロッとしたソースで、キャラメルソースは甘さをおさえたビターな味でした。
山が崩れないように上から食べてくださいと、店員さんから注意が。頭のてっぺんからいただきまーす!
ラム酒のアルコール自体は炎でだいたい飛ぶので、子供やお酒が苦手な人でも問題なく食べられますよ。
かき氷というよりは、さっぱりしたケーキのような不思議な味。パフェを食べているようなリッチな気分になれます。
しっかりとした弾力のあるイタリアンメレンゲは、ふわふわでまるで生クリームのよう。メレンゲが多くて、口当たり軽めの生クリームのスイーツを食べているようでした。
八ヶ岳の天然氷を使ったかき氷部分も、ふわふわでおいしかったです。メレンゲにボリュームがあるので甘すぎないか最初心配でしたが、しつこさがなくペロッと食べられます。
ひとりで食べきれるかなーと思っていたけど、これなら余裕です。
焼き氷の中の具材は、下から上にかけて層になっています。氷の中にはフルーツやソース、自家製のクッキーなど約7~8種類の具材がたっぷり。かき氷とパフェの中間のような感じです。
食べ進めて味がどんどん変わるので飽きないし、ソースをかけると味の変化が楽しめますよ。
天然氷のかき氷は頭にキーンとこないため、もりもり食べ進められます。氷と甘いソースとふわふわメレンゲのバランスが絶妙!
見た目が楽しいだけでなく、味も文句なしのおいしさでした。またほかの燃えるかき氷も食べてみたいです。
夏限定!巣鴨佐藤総本店の燃えるかき氷を楽しもう
ひとりで食べても面白いし、友達と盛り上がっても楽しい「焼き氷」。
写真映え間違いなしの燃えるかき氷は、夏の楽しい思い出になりそうですね。
目で楽しめて味もおいしい巣鴨の「焼き氷」で、夏の暑さを吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか。