2022年4月21日、池袋東武に「但馬屋珈琲店(タジマヤコーヒーテン)」がオープンしました。
新宿を拠点に約60年近く営業を続けている、ネルドリップが特徴の老舗純喫茶です。
ここでは、「但馬屋珈琲店 池袋東武店」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際に行った感想を紹介します。
新宿や吉祥寺で人気の純喫茶! 大人向けの落ち着いたお店です
但馬屋珈琲店は1964年創業のレトロな純喫茶
2022年4月21日、但馬屋珈琲店 東武池袋店が東武百貨店にオープンしました。
但馬屋珈琲店(タジマヤコーヒーテン)は、1964年(昭和39年)に新宿で創業。歴史と伝統を築いている本格派の純喫茶で、創業以来多くのコーヒーファンに愛されてきました。
豆選びやコーヒーの淹れ方、使用するカップにいたるまで、お店のこだわりがたくさん詰まった上質なコーヒーを提供しています。
現在は東武池袋店のほか、新宿に3店舗、吉祥寺に1店舗の純喫茶を経営。どの店舗もアクセスの良い場所にありながら、静かに落ち着いて過ごせる空間になっています。
- レトロモダンな雰囲気の純喫茶
- 世界各地から厳選されたコーヒー豆
- 直火式焙煎が作り出す深煎りコーヒー
- コーヒーはネルドリップで抽出
- 世界各国から集めた数多くの高級カップ
- 池袋東武店限定メニューあり
但馬屋珈琲店ではネルドリップのコーヒーを味わえる
但馬屋珈琲店では「~大人のひととき通の味〜」をコンセプトに、世界各地の豆を自家焙煎し、挽きたての豆をネルドリップで提供しています。
ネルドリップとは、「ネル」と呼ばれる布のフィルターを使ってコーヒーをいれるドリップ方法。目が粗いのでコーヒーの旨味がより引き出されて、まろやかな味わいになります。
但馬屋珈琲店 池袋東武店のアクセス・店舗情報
但馬屋珈琲店 池袋東武店の場所は、東武百貨店11階レストラン街。
2021年12月に閉店したホノルルコーヒーの跡地です。
- 【店舗名】但馬屋珈琲店 池袋東武店
- 【営業時間】11:00~22:00
- 【定休日】東武百貨店に準ずる
- 【住所】東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店本館11階 レストラン街スパイス
- 【電話】03-6907-1030
- 【アクセス】池袋駅西口 直結
- 【座席】47席(テラス席20席・店内27席)
- 【喫煙】禁煙
- 【駐車場】東武百貨店にあり
- 【駐輪場】東武百貨店にあり
- 【ベビーカー入店】可
- 【Wi-Fi】なし
- 【予約】不可
- 【HP】公式サイト 食べログ
但馬屋珈琲店 池袋東武店のメニュー
但馬屋珈琲店は、各店舗のお客さんに合わせたお店づくりを行っています。
池袋東武店も限定メニューのほか、東武百貨店の物産展と連動したメニューの提供を予定しているそうです。
※価格は税込
コーヒー・ドリンク
コーヒーだけでもかなり種類が豊富。世界各地のさまざまなコーヒーが楽しめます。
コーヒーは1杯780円~と価格帯はやや高めですが、豆選び・焙煎方法・淹れ方など、創業以来こだわり抜いた上質なコーヒーを提供しています。
- 特選オリジナルブレンド 780円
- アメリカン(ライトロースト)780円
- 水出しアイスコーヒー 880円
- クリスタルマウンテン 980円
- ブルーマウンテン 1,780円
- コロンビアスプレモ 780円
- モカ マタリ 880円
- デカフェ・コロンビア(カフェインレス) 780円 など
カフェインレスコーヒーがあるので、妊娠中・授乳中の方もおいしい本格コーヒーが楽しめます!
- 冷やしみるくこうひい 780円
- みるくこうひい(温)780円
- 紅茶各種 780円
- 自家製ジンジャーエール 830円
- 柚子ソーダ 830円
- オレンジジュース 780円
- ワイン(白・赤)830円 など
池袋限定のフードメニュー
東武池袋店の限定メニューとして、兵庫県の但馬エリアの味が楽しめるメニューを販売しています。
- 香住ガニのトマトクリームパスタ 1,600円
(飲み物・サラダセット 2,100円)
- 但馬牛のサンドウヰッチ 1,500円
(飲み物・サラダセット 2,000円)
飲み物は、ブレンド/アメリカン/アイスコーヒー/デカフェ/紅茶(ダージリン・アッサム・アールグレイ)から選択
フードセット
- 明太子とエビのソースのスパゲッティ 1,550円(単品 1,050円)
- 但馬屋ナポリタン 1,550円(単品 1,050円)
- ツナとえびのサンドウヰッチ 1,450円(単品 920円)
- チキンドリア 1,550円(単品 1,050円) など
ケーキ・デザートセット
- 海渡さんのアップルパイ 1,350円(単品 670円)
- ニューヨークチーズケーキ 1,350円(単品 670円)
- 2種のテリーヌショコラ ペアリングセット 1,600円
- 珈琲ぜんざい 1,500円(単品 930円)
- 珈琲屋のジェラートパフェ 1,600円(単品 1,030円) など
但馬屋珈琲店 池袋東武店に行ってきた!
平日11時過ぎに、但馬屋珈琲店 池袋東武店に行ってきました!
11時台は混んでいませんでしたが、12時を回るとどんどん席が埋まり、カウンター席以外は満席になっていました。
但馬屋珈琲店では初のテラス席
お店の入口の横には、開放感のあるテラス席が20席。
ソファ席もあり、ゆったりくつろげそうです。
レトロモダンでオシャレな店内
店内は、大正ロマンをイメージしたレトロモダンな雰囲気。床のタイルは、高級感のあるオシャレな模様。
シックな色合いの木目を基調に、オシャレさと温かみの両方が感じられる空間になっています。
戦前戦後に人気だった「レート化粧品」や「マスター化粧品」のポスターが、ノスタルジックな良い味を出しています。
お店の入口は常に開放されているので、明るくて開放感があります。
レジ横にのショーケースには、ケーキやプリンが並んでいました。どれもコーヒーに合いそうでとってもおいしそう。
店内の座席は全部で27席
入口側のテーブル席。
カウンター席。カウンター席からは、お店の方がネルドリップでコーヒーを淹れている様子がよく見えます。
こちらはソファー席。壁には色々な絵柄の高級感のあるソーサーが並びます。
ゆっくり落ち着ける、居心地の良い店内。お客さんの年齢層はやや高めな印象です。
コーヒーを心行くまで楽しみながら、ゆっくり静かに過ごしている人が多いようでした。
たくさんのティーカップ
但馬屋珈琲店はコーヒーを提供するカップとソーサーにこだわりがあり、店内には世界各国から集めた高級カップがズラリと並びます。
「ブルマン・ハワイコナ専用」「コピルアック専用」と書かれた、高級コーヒー専用カップもありました。
見ているだけでも楽しい、可愛い・美しいカップの数々。各店舗ごとに異なるカップを揃えていて、同じものはないそうです。
カップは自分で選ぶことはできず、お客さんに合ったカップをお店の人が選んで提供してくれます。どのカップで提供されるのか、わくわくしながら待つ時間も楽しいです。
但馬屋珈琲店 池袋東武店 ランチとカフェ実食レポ
池袋の但馬屋珈琲店で、ランチとカフェを注文しました!
香住ガニのトマトクリームパスタ
こちらはランチで注文した、香住ガニのトマトクリームパスタ。(飲み物・サラダ付きセット 2,100円)
池袋東武店でしか味わえない、限定メニューです。
最初に出てきたのは、セットドリンクのブレンドコーヒー。運ばれてきたときから、スモーキーな良い香りが…!
自家焙煎の深煎りコーヒーは苦みが強め。酸味がなく、濃厚でまろやかな苦みで飲みやすかったです。
苦みのなかにほのかな甘みがあり、香ばしい香りと余韻が続きます。
花がと植物がたくさん描かれた、華やかなカップとソーサー。コーヒーとともに、カップの絵柄も楽しめます。
フレンチドレッシングがかかった、セットのサラダ。
香住ガニのトマトクリームパスタ。
香住ガニは、兵庫県・但馬の香住港だけで水揚げされる希少なベニズワイカニだそう。
濃厚なトマトクリームに、たっぷりのカニ肉!
こんなにカニ肉がたくさん入ったカニクリームパスタは、初めて食べます。
みずみずしく上品な甘みがある、極上の香住ガニ。
トマトクリームソースの味に負けず、しっかりカニの味わいが楽しめました。
水出しアイスコーヒー
こちらは再訪したときに注文した、水出しアイスコーヒー(880円)。
じっくり水出しされた深みのあるアイスコーヒーが、シャンパングラスに入って出てきます。
水出しコーヒーもブレンドコーヒー同様、スモーキーな香りと濃厚な苦みのある深煎りが特徴。
酸味がなく、苦みはガツンと強め。ブラックコーヒーが好きな人には、たまらないおいしさです。
氷を入れないので、コーヒーそのものの味を長く楽しめます。
但馬屋珈琲店で極上のコーヒータイムを楽しもう
東武百貨店 池袋本店において、純喫茶の出店は但馬屋珈琲店が初めてとなります。
夜22時まで営業しているので、ランチやディナー、仕事帰りのリラックスタイムなど、さまざまなシーンで使えそうですね。
高級感のある静かな店内なので、商談や打ち合わせなどビジネスで使うときにも重宝しそうです。
池袋東武で買い物の際は、但馬屋珈琲店で休憩してみてはいかがでしょうか。
落ち着いた店内と極上のコーヒーで、ちょっとリッチな気分に浸りながらゆったりした時間を過ごせました。
今度はスイーツなどまた違うメニューも食べに行きたいです!