東池袋「珈琲亭 蚤の市」が2024年3月15日に閉店しました。
「珈琲亭 蚤の市」は1971年創業の老舗純喫茶。
クラシック音楽が流れる昭和レトロな空間で、一杯ごとに豆を挽いて淹れるコーヒーを提供。
店内は喫煙OKで、愛煙家の方にも人気のお店でした。
「珈琲亭 蚤の市」の場所は、東池袋の池袋六ツ又交差点のすぐ近く。
お店の前を通りかかったときに「あれ?」と思い、よく見てみると……
店頭に閉店のお知らせがありました。
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、長年に渡りお引き立ていただきました『蚤の市』でございますが、再開発に伴い令和6年3月15日(金)をもちまして閉店することとなりました。
皆さまの温かいご支援の中、営業してこられましたことを心より感謝申し上げます。
今後の皆様のご健勝とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
蚤の市 店主
店主の人柄が伝わってくるような、丁寧な閉店の挨拶。
「珈琲亭 蚤の市」の閉店理由は、再開発のためだそう。
2024年3月15日をもって、53年の営業に幕を閉じました。
東池袋一丁目は今後大規模な再開発が予定されています。
改めて見てみると、このあたり一帯シャッターがおりているお店が多いですね。
ハレザ池袋の裏から池袋六ツ又交差点のあたりまで、約1.5ヘクタールが再開発の対象エリアとなっています。
東池袋一丁目の再開発で「悠々珈琲店」も2024年1月に閉店。
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このあたり一帯に、2027年に地上32階建のビルが建つ予定です。
3年後に完成予定となると、いよいよ工事に着手する時期がきたのでしょうか。
今後ガラリと景色が変わりそうですね。
>>関連記事:【東池袋一丁目再開発】地上32階の複合ビルが2027年完成予定
ずん飯尾さんのTV番組「ずん喫茶」で紹介されているのを見て、ずっと気になっていた「珈琲亭 蚤の市」。
いつか行こうと思っているお店が、いつまでもあるとは限りませんね……。
もっと早く行けばよかったと悔やまれます。
喫茶フラミンゴ(2022年8月閉店)、亜麻亜亭(2023年12月閉店)、ドリームコーヒー(2024年3月閉店)など、池袋の老舗喫茶店の閉店が続いている昨今。
池袋からまた歴史ある老舗がなくなってしまうのは、とても寂しいですね。
珈琲亭 蚤の市 アクセス・店舗情報
- 【閉店日】2024年3月15日(金)
- 【住所】東京都豊島区東池袋1-47-3
- 【アクセス】池袋駅東口 徒歩7分
- 【座席】22席
- 【喫煙】OK