要町に「麺屋ととのう。」が2022年11月7日にオープンしました。
野菜と豚の旨味がたっぷりの特製たんめんを「汁あり」と「汁なし」で提供する、たんめん専門店です。
この記事では、要町「麺屋ととのう。」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際にたんめんを食べた感想を紹介します。
焼き石でロウリュするシメの「おじや」に注目!
麵屋ととのう。は旨味たっぷりのたんめん専門店
要町「麺屋ととのう。」は、豚と野菜の旨みたっぷりの特製たんめん専門店。
麺メニューは「オリジナルたんめん」「汁なしまぜたんめん」の2種類という、たんめん専門店です。
店名はサウナ用語の「ととのう」がコンセプトで、満足できる味・接客・空間を提供し、お客様に気持ちよくととのってもらうことを目指しているそう。
サウナのように焼き石を投入する「ロウリュおじや」など、ユニークなメニューにも注目です。
麵屋ととのう。アクセス・営業時間
「麺屋ととのう。」の場所は、要町駅5番出口の目の前。2022年6月に閉店したペダルチキン跡地です。
- 【営業時間】
昼 11:00~15:00 (L.O 14:30)
夜 17:00~22:00 (L.O 21:30) - 【定休日】日曜・不定休
- 【住所】東京都豊島区池袋3-3-2 要町SFB 1F
- 【アクセス】
副都心線・有楽町線 要町駅 5番出口 目の前
JR地下鉄 池袋駅 西口 C1出口 徒歩8分 - 【座席】8席
- 【喫煙】禁煙
- 【駐車場】なし
- 【駐輪場】なし
- 【HP】Instagram
お店に駐輪場はありませんが、要町駅前には公共駐輪場が数か所あります。(2時間まで無料)
麺屋ととのう。に行ってきた
遅めのランチタイムに「麺屋ととのう。」に行ってきました!
シックな外観が目立っています。グレーの壁にシンプルな暖簾(のれん)がかっこいいです。
お店に入ってすぐ目の前にある食券機。支払いは現金のみでした。
オープン初日は「特製たんめん」「特製たんめんおじやセット」のみの提供でした。(汁なしは提供なし)
食券購入から注文までの流れは以下の通り。
- 食券を購入
- 店員さんに辛さの希望を1~5段階で聞かれる
- 店員さんが食券に辛さの希望を記入
- 好きな座席に座る
- カウンター内の店員さんに食券を渡す
ちなみに辛さは「3」が普通で、3を選ぶ人が多いとのこと。私は3にしました。
店内はオシャレな山小屋のような、ウッディな雰囲気。
木目調の美しい壁と暖色の照明で、温かみがあります。
座席はカウンター席が8席。水は各席にあり、セルフで注ぎます。
椅子が座ると深く沈み込むタイプで、座り心地がよかったです。
壁にはコート掛けがあります。
机の下の荷物棚には、各席にボックスティッシュが置いてありました。
卓上調味料は、シンプルにペッパーのみ。
私が平日14時半過ぎに訪問したときは、遅めのランチタイムということもあり比較的空いていました。
それでも次々にお客さんが入れ替わり、店内は常に4組程度お客さんがいる状態。
通りすがりに足を止めてお店に入る人が多く、初日から賑わっていました。
カウンターの中央は厨房になっていて、調理している様子がよく見えます。
厨房にはオーナーと店長の2人が立っていました。オーナーにお話を伺ったところ、やはり店名通りサウナ好きとのこと。
これまでは「たんめん専門」というわけではなく、各地でさまざまなラーメンに携わってきたそう。
サウナのように心と体が「ととのう」お店を目指して、野菜と豚肉のシンプルなおいしさが楽しめる、たんめん専門店「麺屋ととのう。」を開業したそうです。
麺屋ととのう。のメニュー
たんめん専門店なので、麺メニューはたんめんのみ。汁あり、汁なし、おじやセットを提供しています。
辛さは1〜5まで選べます。3が普通だそうです。(価格は税込み)
たんめん
- 特製たんめん 980円
- 限定特製たんめん 1,180円
- 特製たんめんおじやセット 1,180円
- 汁なしたんめん(追い飯付き) 1,280円
- 限定汁なしたんめん(追い飯付き) 1,280円
トッピング
- チャーシュー 250円
- 味玉 150円
- 野菜増し 150円
- 肉増し 150円
- ほうれん草 100円
- 魚粉 100円
- ニンニク増し 100円
替え玉・ライス
- 替え玉 150円
- 特製ととのう飯 550円
- ライス 150円
- ととのう。TKG 350円
ドリンク
- コーラ 200円
- サイダー 200円
麺屋ととのう。特製たんめん実食レポ
特製たんめんおじやセット(1,180円)を辛さ「3」で注文しました!
1~5段階の辛さによって、中央の辛味調味料(コチュジャン?)の量が変わります。
できたて熱々の特製たんめん。オリジナルのロゴ入りどんぶりがカッコイイ。
たんめんはラーメンのように具とスープを別々で作るのではなく、野菜と豚肉を炒めた鍋にスープを入れて、具材とスープを一緒に煮込むそう。
豚と野菜の旨味がたっぷり溶け込んだスープが特徴です。
熱々でとにかく湯気がすごい……! 食欲が掻き立てられますね。
どんぶりは背が高く、底に向かってシュッと細くなる形をしています。
適度な凹凸があって手にフィットして持ちやすいです。
キャベツやニラなど、野菜がたっぷり! 野菜と豚肉の組み合わせは、栄養バランスもばっちり。
そういえば、たんめん専門店って意外と見ないですよね。シンプルなたんめんを食べる機会はあまりないので、新鮮です。
野菜と豚肉の旨味に、ニンニクのパンチがしっかり効いた絶品スープ。
味が濃すぎず、いつまでも飲んでいたくなる優しい味わい。
優しい味わいのスープには、細麺がよく合います。スープと一緒に、スルスルと食べることができます。
熱々のスープに負けない、ほどよい歯ごたえのある茹で加減が嬉しい。
やわらかく、適度なジューシー感がたまらない豚肉。
豚肉は、房総オリヴィアポークを使用しているそう。千葉県内で自家生育した母豚から生まれた、高品質な豚肉です。
たんめんの中央に添えられていた、辛味調味料を混ぜてみました。
ほどよいピリ辛とコクが加わり、また違ったおいしさに。たんめんや野菜によく合います。
私は辛さ3で、ちょっとピリ辛程度の辛さでした。もっと入れてよかったかも?
辛いものが好きな人は、辛さ4、5でもいけると思います。
新感覚!焼き石を投入する「ロウリュおじや」
ひとしきりたんめんを楽しんだら、シメは「ロウリュおじや」の登場です。
店内のあちこちに「おじやセット」のおいしい食べた方が掲示されています。
一 特製たんめんお召し上がりの後、残ったスープにセットのご飯を入れます。
二 カウンターテーブルに置いて頂きましたら、焼き石を投入し「ロウリュ」します。
三 セットの玉子、ばら海苔を入れ、軽くかき混ぜ、お好みの状態になりましたらお召し上がり下さい。
※焼き石はお皿に取り除いて下さい
残ったスープにご飯を入れて、どんぶりをカウンターにのせます。
店員さんが熱々の焼き石をどんぶりの中にドボン!
本当に石が投入されました。笑
なかなか見ない光景でとっても面白いです。これはテンション上がりますね!
ブワーッと焼き石から湯気が上がり、どんぶりがプチサウナ状態に!?
要町「麺屋ととのう。」ロウリュおじや。熱々の焼き石を投入!🔥https://t.co/rbO5AWv0bu pic.twitter.com/MXxyvhfQXI
— としまらいふ🦉池袋・豊島区情報 (@toshima_life) November 7, 2022
熱々の焼き石で、グツグツと煮立つおじや。
すごい勢いで煮立っていて、焼き石の熱さが伝わってきます。めちゃくちゃ熱そうですね。
おじやセットのばら海苔と生卵を投入します。
先ほどのロウリュに興奮しすぎて、うっかり卵を溶かし忘れてしまいました……。
それでも焼き石の熱さで卵に火が通り、十分おいしかったのでOK!
焼き石は、おじやが好みの状態になったら取り出します。
入れたまま食べることもできますが、かなり熱かったので私は取り出してから食べました。
旨味のたくさん溶け込んだスープに、海苔の香ばしさと、卵のまろやかさが加わって、ものすごく味わい深いおじやが完成しました。
体にしみわたる、おいしさが詰まったおじや。これはととのいそう……!
スープのおいしさを「ロウリュおじや」で味わいつくし、完食! ごちそうさまでした。
「今日も元気にととのって参りましょう。」
食後のどんぶりの底に書かれたメッセージが嬉しいですね。
「麺屋ととのう。」で、おいしく楽しく心地よく、ととのう!
おいしい熱々たんめんに、熱々のロウリュおじや。夢中になって食べていたら、いい感じに汗びっしょりに。
まさに食べるサウナといった満足感と爽快感。体に優しい栄養たっぷりのたんめんで、心も体も元気になりそうです。
「麺屋ととのう。」は、おいしいだけではなく、これまでにない新しい体験もできる面白いお店でした。
おいしく楽しく心地よく「ととのう。」体験がしたい方は、ぜひ訪れてみてください。