池袋駅で「幻の卵屋さん」が2023年11月14日(火)から22日(水)まで開催中です。
全国各地の高級ブランド卵が日替わりで並ぶ、卵好きにはたまらないイベントです。
「幻の卵屋さん」の販売メニューや値段、買い方、実際に購入して卵かけご飯を食べた感想、おすすめ卵を紹介します。
※写真は以前池袋で開催されたときのものです
「幻の卵屋さん」は全国の卵が買える催事販売ショップ
「幻の卵屋さん」は、全国各地のおいしいブランド卵を一つずつ選んで買える生卵販売店。
日本たまごかけごはん研究所理事、卵のことを知り尽くしたタマゴソムリエ(五つ星タマリエ)でもある上野貴史さんが手掛けています。
卵は毎日産み立てを生産者から直送。全国の卵を販売することで、生産者の支援もかねているそう。
「幻の卵屋さん」は常設の店舗を持たず、駅やデパートなど催事で各地を移動販売しています。
さまざまなブランド卵を食べ比べできるとあって、販売のたびに多くの人で賑わう人気のお店です。
池袋駅構内で「幻の卵屋さん」開催中!
JR池袋駅、西口側の南改札前で開催中の「幻の卵屋さん」。
いろいろな種類の卵がズラリ! どれにしようか迷ってしまいます。
卵には説明と産地、賞味期限が書いてあるので、選ぶ時の参考になります。
毎回大人気、ほんのり柚子が香る「ゆずたま」。オープン1時間過ぎで残り少なくなっていました。
第三回たまごかけごはん祭りで優勝した人気の卵です。
卵かけご飯に合うおすすめトッピングも販売中。こちらは柿の種のオイル漬け(1,200円)。
卵かけご飯と相性抜群な有明海苔旨塩と有明海苔(各600円)。
ちょい足し調味料の「和からしマスタード」「生胡椒」(各700円)。
日本たまごかけごはん研究所の公式醤油(1,100円)。
世界で一番卵かけご飯に合う醤油だそう。
家族からも好評で毎回リピートするお気に入りの商品です。
日本たまごかけごはん研究所の公式マヨネーズ(800円)。卵かけご飯にマヨネーズって合うんですね。
数量限定、幻のカステラ(3,500円)。木の箱に入った高級感のあるカステラです。手土産に良さそう。
TKGのロゴがかっこいい、日本たまごかけごはん研究所のオリジナルグッズ。
トートバッグ(1,200円)、クリアファイル(200円)、公式さじ(900円)、Tシャツ(2,500円)など。
幻の卵屋さんのグッズや、6個入りの生卵が当たる特製ガチャガチャ。
TKGオリジナルリストバンドとおみくじが出てきました。大吉嬉しい!
「幻の卵屋さん」値段・販売メニュー
「幻の卵屋さん」は、卵6個セットで900円(税込)。
好きなブランド卵を自由に組み合わせて購入できます。
公式醤油とセットだと100円引きになるのでお得です。
幻の卵屋さんで取り扱う卵は約90種類。そのなかから日替わりで十数種類がお店に並びます。
北海道から沖縄までのご当地卵や珍しい卵、高級卵ばかり。なかには1個400円~700円する高級卵もあるとか。
卵の詳しい説明は店頭のPOPやチラシ、ホームページで見ることができます。
>>公式サイト:取り扱いたまご一覧
「幻の卵屋さん」たまごの買い方
「幻の卵屋さん」で卵を購入するときは、バイキングのように好きな卵を自分で選んで購入します。
備え付けのアルコールで手を消毒し、卵を購入するときのパックを手に取ります。
卵のパックにはメモとボールペンがセットされています。
パックに詰めながら、卵の種類と賞味期限をメモするのを忘れずに。
どの卵を買ったのかすぐにわかるので、メモはとてもありがたいです。
どの卵も特徴があってとてもおいしそうで、6種類選ぶのはかなり迷いました。
あれこれ迷いながら卵を吟味する至福の時間は、「幻の卵屋さん」ならでは。
どんな味がするのか想像しながら、楽しく選びました。
「幻の卵屋さん」で買ったもの
「幻の卵屋さん」の購入パック。しっかりした頑丈な紙パックに入っているので安心です。
パッケージのデザインがとっても可愛い!
6種類の卵
- ゆずたま(高知)
- 田中農場アローカナ(埼玉)
- たまゆら琥珀(愛知)
- 宝王卵(埼玉)
- 米艶(北海道)
- フルーツエッグ(福島)
②のアローカナは、ほんのり青緑がかった殻が特徴。幸せの青い卵とも呼ばれているとか。
画像追加:6種類実食後に卵かけご飯の写真を追加しました。
卵によって、黄身の色や大きさがさまざまなことがわかります。
卵かけご飯専用公式醤油
せっかくおいしい卵をいただくのだから、最高の組み合わせで食べたい……!
ということで、毎回購入している日本たまごかけごはん研究所の公式醤油。
醤油だけ味わってみたところ、普通の醤油よりあっさり&甘みがありました。
イチオシトッピングの生胡椒
個人的にイチオシのトッピング! リピ買いしている生胡椒の塩漬け。
プチプチっと口の中で弾けるフレッシュな辛さがクセになります。
卵かけご飯とも相性抜群で、我が家では欠かせないトッピングです。
「幻の卵屋さん」実食レポ!卵の色と味にびっくり
卵かけご飯にして、早速食べてみました! 色も味も個性豊かで、見ためも楽しめました。
①ゆずたま
高知産の「ゆずたま」。ゆずの産地、高知県馬路村の柚子皮を餌に育てた鶏が産んだ卵です。
2022年5月の「王様のブランチ」では、広瀬すずさん、松坂桃李さんが「ゆずたま」を絶賛していました。
つやっとした黄身がとってもおいしそう。
まずは、日本たまごかけごはん研究所の公式醤油をほんの少しだけかけてみます。
黄身を崩して、ご飯とよーく混ぜ合わせます。どんな味なのかワクワクが止まらない……!
一口食べてみて、想像以上にしっかり柚子の香りがしてびっくり。
黄身の濃厚なおいしさのなかに確かな柚子の風味があり、なんだか奥深い味。
卵かけご飯がまるで高級料理のように感じられます。
柚子皮を餌に育てると卵も柚子の風味になるって、面白いですね。
②アローカナ
こちらは、埼玉県の「田中農場 アローカナ」。通常の卵より黄身が大きく、赤い色をしています。
アローカナは南米チリ原産のニワトリで、3日に1回しか卵を産まない希少な卵だそう。
つやつやでぷっくりとした、大きな赤い黄身がとってもおいしそう。絶対濃厚なやつ……!
日本たまごかけごはん研究所の公式醤油を少したらしていただきます。
「幻の卵屋さん」の卵は、せっかくなので卵そのものの味を楽しみたいもの。
醤油や調味料は最初はほんの少しにして、後から少しずつ足すのがよさそうです。
公式醤油は卵のおいしさを邪魔しない薄味で、甘みとコクのある醤油でした。卵とよく合っておいしかったです。
濃厚でコクのある、雑味のない自然の旨味にあふれた味わい。
アローカナは栄養価が高く、一般的な卵に比べてレシチンが約2倍、ビタミンB・ビタミンEが10倍以上もあるそうです。
見ため通り味も栄養も濃厚で、リッチな味わいの卵かけご飯でした。
③たまゆら琥珀
たまゆら琥珀は、愛知県の水・餌・環境にこだわった最高の自然の条件下で飼育された卵。
成熟したニワトリの約10年間のうち、わずか2ヶ月間だけしか取れない希少な卵だそう。
幻の卵屋さんでは、1パックにつき1個までの購入でした。
黄身は小さめで、綺麗な優しい黄色をしています。白身がぷるっぷるで弾力がありました。
たまゆら琥珀の特徴は、なんといっても栄養価の高さ。美容に良い卵として知られています。
一般的な卵よりビタミンAは20%多く、ビタミンB2は2倍も含んでいるそう。
たんぱく質やレシチンも豊富に含み、さらにコレステロールは一般の卵より少ないとか。
味はとくに目立った特徴があるわけではなく、普通においしかったです。
④宝王卵
埼玉県深谷市生まれの宝王卵。多くのミシュラン店の料理に使用され、生食のための最高級卵ともいわれれています。
オレンジ色の黄身が、見るからに濃厚でおいしそう!
ほかの卵に比べて、黄身のぷっくり感がすごい……! 球体のように盛り上がっています。
白身も弾力があり、卵かけご飯にするとなめらかな舌触りが楽しめました。
臭みや雑味がなく、濃厚な甘みと旨味がとってもおいしかったです。生でそのままのおいしさを味わうのにぴったりの卵です。
⑤米艶
北海道産の「米艶(こめつや)」は、珍しいレモンイエローの黄身が特徴の卵。
割った瞬間、珍しい黄身の色に感動!
見れば見るほど、不思議な色をした米艶。珍しすぎてずーっと見ていたいです。
北海道のお米が育んだ奇跡の卵といわれていて、北海道の真っ白なお米を餌にしたニワトリが産んだ卵だそう。
黄身に弾力があり、なかなか崩れませんでした。
味や色だけではなく、黄身の弾力も卵によってこんなに違うんですね。
色が薄いのであっさりした味かなと思ったら、ほんのり塩気と甘みがあるコクのある味でした。
醤油はほんの2滴3滴程度で、十分味のついた卵かけご飯になります。
米艶の餌はお米のほか、魚粉をブレンドしているそう。魚粉のコクが効いているのかもしれませんね。
⑥フルーツエッグ
福島県産の「フルーツエッグ」。フルーツをたくさん食べて育った平飼い卵です。
平飼い卵とは、地面に放して飼育され、鶏舎内を自由に動き回るニワトリが産む卵のこと。
たっぷり運動した健康な鶏は病気にかかりにくく、卵の品質が良くなるといわれているそうです。
色鮮やかな黄身はとってもおいしそう。白身がほかの卵よりプルプルしていると思いました。
卵に生臭さがなく、コクとほのかな甘みがあります。
ビタミンEやアミノ酸の一種であるグリシンが豊富に含まれ、栄養価も高いそう。
フルーツ由来の爽やかなうま味がある卵でした。
「幻の卵屋さん」でお気に入りの卵を探してみよう
「幻の卵屋さん」の卵かけご飯、おいしすぎていくらでもご飯が食べられます。
さまざまな卵を味わいながら食べることで、卵かけご飯の魅力を再確認できました。
シンプルだけど奥が深く、いくら食べても飽きない卵かけご飯。おいしいだけではなく、栄養満点なのも嬉しいところ。
もともと「幻の卵屋さん」は、コロナ禍の飲食店閉業で卸先がなくなり困っていた生産者を支援するために始まったそう。
おいしい卵をたくさん買って食べることで、生産者の支援にもつながる素敵な取り組みだなと思いました。
幻の卵屋さん 池袋 最新の開催情報
- 【日程】2023年11月14日(火)~22日(水)
- 【場所】JR池袋駅 南改札の外(西口方面)
- 【時間】10時~21時 ※最終日は18時まで
- 【HP】公式サイト