小諸そば 東池袋店(こもろそば)が、2022年10月28日(金)をもって閉店することが判明しました。
創業69年の株式会社三ッ和が運営する、生そばが手ごろな価格で楽しめる立ち食いそばチェーン店です。
中池袋公園に面した便利な立地にあることから、いつも多くのお客さんで賑わっていました。
小諸そばは都内で約80店舗ありましたが、近年は閉店が続いていて現在は60店舗ほど。
1号店の京橋店も2020年9月に閉店し、46年の営業に幕を閉じました。
「小諸そば 東池袋店」は豊島区で唯一の店舗。食べおさめしてきました!
小諸そば 東池袋店は2022年10月28日(金)に閉店
小諸そば 東池袋店の店内には、10月28日(金)閉店のお知らせが掲示されています。閉店理由はビル解体のためだそう。
閉店前の3日間はキャンペーンを開催し、他店舗で使えるクーポンの配布や、そば茶のプレゼントがあります。
最後までお店のホスピタリティの素晴らしさを感じますね。
閉店のお知らせを見た人は「なんで閉店しちゃうの」「これからどこでお昼食べればいいの」「残念だなあー」「お疲れさま」などとお店の人に声を掛けていて、常連さんたちから長年愛されてきたことが伝わってきました。
小諸そば 東池袋店で食べおさめ
小諸そば 東池袋店で食べおさめをしてきました。
独身時代に小諸そばの他店舗にちょくちょく行っていましたが、東池袋店は今回の訪問が2回目。かなり久しぶりに行きました。
季節メニューの舞茸天ぷら。ボリュームたっぷりでおいしそう。
メニューのラインナップはシンプルで、王道な感じ。
もりそば 320円、かけそば 320円からあり、ほとんどのメニューは400円~500円前後で食べることができます。
店内は中央に立ち食い用のカウンター、壁側には座って食べる席があります。
立ち食いそばのお店ですが、東池袋店はゆっくり座って食べることができるのがポイント。(店舗によっては、立ち食いのみ)
食券を購入して、注文カウンターで手渡すシステム。
厨房の方は一人で注文を受け、テキパキ調理を進めていました。
小諸そば名物、揚げたての天ぷら。鶏天やエビ天、舞茸天などが並び、とてもおいしそうです。
蕎麦との相性を研究し、独自に配合した天ぷら粉を使用しているそう。
この日はお腹の空き具合で月見そばにしましたが、閉店までに行けたら天ぷらも食べたいなあ。
月見そば(390円)。ほうれん草が入っていて栄養バランスが良いのが嬉しい。
卓上に置かれた食べ放題のネギ。
左から、カリカリ小梅、七味唐辛子、ゆず七味、わさび。
カリカリ小梅も好きなだけ食べ放題できます。この価格帯の立ち食いそば屋にしては、かなりサービスが良いと思います。
優しい味わいで、食べるとほっとする月見そば。
味が濃すぎず、ほのかに甘みがあるつゆが体にしみわたります。かつお出汁が効いていておいしい!
麺の量も結構あり、これで300円台はありがたいです。
小諸そばは、立ち食いそばチェーン店の中では味・サービスともにとても良い印象です。
池袋からなくなってしまうのは、多くの人が悲しみそうですね。
小諸そば 東池袋店 店舗情報
WACCA池袋の隣、中池袋公園に面した場所にあります。
- 【営業時間】
[月~金]7:30~21:00
[土]8:00~20:00
[日・祝]8:00~19:00 - 【定休日】なし
- 【住所】東京都豊島区東池袋1-17-4 山口ビル1F
- 【電話】 03-3983-1871
- 【アクセス】池袋駅 東口 徒歩4分/30番出口 徒歩3分
- 【HP】公式サイト 食べログ
小諸そば 東池袋店の食べおさめはお早めに
うまい、早い、安いの3拍子が揃い、清潔でサービスが良かった小諸そば。
中池袋公園に当たり前のようにずっとあったお店だったので、なくなるのはとても残念です。
小諸そば 東池袋店は、2022年10月28日(金)で閉店。豊島区で唯一の店舗でした。
店舗は渋谷や新宿・代々木にもありますが、池袋からはちょっと遠くなってしまいます。
小諸そばの味を楽しみたい人は、閉店前にぜひ行ってみてください。