2021年8月29日、たくさんの人に惜しまれながら44年の歴史に幕を閉じた池袋マルイ。
池袋マルイ(丸井)の跡地に、高層ビルの建築が決まりました!
池袋マルイ跡地は28階建の高層商業オフィスビル
2021年8月29日、多くの人に惜しまれながら44年間の営業を終えた池袋マルイ(丸井)。
閉店セールの賑わいや、ファンからの想い出メッセージの展示、最後の閉店時間にたくさんの人が集まって見守っている様子は、まだ記憶に新しいです。
いつのまにか、もうすぐ閉店から1年が経とうとしています。
2022年7月26日、解体工事現場に建築計画の看板が設置されました。
池袋マルイ跡地は、地上28階・地下4階・高さ140mの高層ビルになることが決定しました。
建物名はまだ未定で、「池袋西口プロジェクト(仮)」となっています。
工事の着工は2023年1月、完成は2025年12月を予定しています。
【建物名】池袋西口プロジェクト(仮)
【用途】事務所・店舗・自動車車庫
【地区】東京都豊島区西池袋三丁目28-4,5,6,9,10
【施工者】清水建設
【延べ面積】約41,816㎡
【階数】地上28階、地下4階
【高さ】140m
【建築主】ウエストゲート株式会社
【基本設計】清水建設
【工事着手】2023年1月上旬
【竣工予定】2025年12月下旬
建設説明会に参加した人の情報によると、地下2階が駐車場、地下1階~4階が物販店舗、5階が飲食店、6階~28階がオフィスを予定しているそうです。
どのようなお店が入るのか楽しみですね!
ここに28階建のビルができると、西口五差路周辺の景色がガラリと変わりそうですね。
オフィスと店舗が入るとのことで、どのようなお店ができるのか楽しみです。
駐車場もできるとのことで、車で行きやすいビルになりそうです。(地下が駐車場になりそうな予感)
ちなみに池袋マルイ跡地の近くには、4つの高層ビルがあります。
地上32階のマンション「ウエストパークタワー池袋」。
写真左が地上25階のホテルメトロポリタン、右が地上26階のマンション「池袋デュープレックスタワー」。
写真右の高層マンションは、地上38階の「ザ・タワーグランディア」。かなり高さがありますね。
池袋マルイ跡地のビル(28階・140m)は、ザ・タワーグランディア(38階・139m)とほぼ同じ高さです。
※オフィスビルとマンションでは天井の高さが違うため、階数と高さは一致しません。
未来の池袋駅前のジオラマによると、マルイ跡地のビルはこんな感じの見た目になるみたい。
(ジオラマは、池袋西武で開催されたレトロ百貨展より)
池袋駅西口には、マルイ跡地にできるビルよりも、さらに高層なビルが建つようです。
かなり大きいですね……!
池袋マルイの解体工事の様子
2021年10月から解体工事が始まった池袋マルイ。
2021年10月1日~2022年9月30日までの約1年間かけて解体工事を進めています。
昔の建物なので壁にアスベストが使われている関係で、通常の解体よりもかなり時間がかかるとか。
すっかり姿が見えなくなった池袋マルイ。
囲いに覆われ、なかなか工事の全容がわからないまま数ヶ月が過ぎていきました。
長らく続いていた解体工事を見守りながら、次は何ができるのか気になっていた人は多いのではないでしょうか。
2022年7月末現在はかなり解体が進み、建物はほとんどなくなっていることがわかります。
囲いの向こうに「L-Breath」の看板が見えるくらい、見通しが良くなってしまいました。
空が広くて新鮮な景色ですが、ちょっと寂しいですね……。
L-Breathのある通りから見た解体工事の様子。奥に見えるのはウエストパークタワー池袋。
西口五差路からは高層マンションの「ザ・タワーグランディア」がよく見えます。
マルイ跡地にできるビルは、ザ・タワーグランディアとほぼ同じ高さ。
高層ビルがドーンと2つ並ぶ景色が見られそうですね。
池袋マルイ跡地のこれからが楽しみ
現在、駅前の再開発の計画が進んでいる池袋西口。西池袋が盛り上がりそうで楽しみです。
池袋マルイ跡地の高層ビル建築も決まり、これからどんどん周辺が変わっていきそうですね。
見慣れた景色が変わるのは寂しくもありますが、道路やお店の利便性が向上して、多くの人が訪れるようになるといいなと思います。
高層ビルの完成は2025年12月。引き続き、池袋マルイ跡地の様子をチェックしていきます!