「江戸一」は雑司が谷の住宅街にある老舗うなぎ屋。昔から地域の人たちに愛されている隠れ家的なお店です。
ここでは、雑司が谷のうなぎ屋「江戸一」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際に行ってきた感想を紹介します。
江戸一は雑司が谷で創業50年以上の老舗うなぎ屋
江戸一(えどいち)は、昭和45年に創業した老舗のうなぎ屋。雑司ヶ谷霊園近くの静かな住宅街にあります。
愛知県三河産のうなぎを40分ほどかけて丁寧に焼き上げたうな重は、口の中でとろけるようなふっくらとした仕上がり。
都内のうなぎ屋としては比較的価格が安く、おいしさとボリュームとコスパの満足感が高いお店です。
2010年と2022年のアド街雑司が谷特集でも紹介されていて、いつも多くのお客さんでにぎわっています。
- 昭和45年(1970年)創業の老舗
- ボリュームがあって値段も比較的お手頃
- うなぎは注文を受けてから捌いて調理
- 注文から提供まで40分程度かかる
- 行くときは事前予約がおすすめ
江戸一のアクセス・営業時間
雑司ヶ谷霊園管理事務所・南池袋斎場から徒歩1分。豊島区立南池袋みどり公園の隣にあります。
- 【営業時間】11:00~14:00/17:00~20:30
- 【定休日】水曜(祝日の場合は営業)
- 【住所】東京都豊島区南池袋4-7-11 ウナパーク南池袋1階
- 【電話】03-3983-6319
- 【アクセス】
都電荒川線 雑司ヶ谷駅 徒歩3分
都電荒川線 鬼子母神前駅 徒歩5分
副都心線 雑司が谷駅 1番出口 徒歩6分 - 【座席】29席
- 【喫煙】禁煙
- 【駐車場】なし
- 【駐輪場】なし
- 【支払い】現金、PayPay(クレジットカード不可)
- 【HP】食べログ
江戸一のうなぎは出前・テイクアウトにも対応
江戸一のうなぎは、出前とテイクアウトにも対応しています。
混んでいて予約が取れないときなど、家で食べることが可能です。
でき上がりまで時間がかかるので、出前・テイクアウトともに電話予約をしてください。
雑司が谷の江戸一に行ってきた
「江戸一」は雑司ヶ谷霊園の近く、住宅街の奥にあります。
住宅街を進んでいると、お店に近付くにつれて、うなぎを焼くいいにおいが……!
一般のアパートの1階がお店なので、店構えは一見普通の家のよう。
創業50年以上の老舗ですが、建物は2014年に建て替えたもの。店内は明るくて和モダンな雰囲気です。
入ってすぐ左手に、小さなカウンター席が2席。
4人掛けのテーブル席×2卓。清潔感があって綺麗な店内なので、とても居心地が良いです。
お店の奥は座敷席になっています。
座敷は宴会場のような奥行きのある作りで、20名弱入ります。場所柄、大人数の法事などに使われるそうです。
ふすまを閉めると個室になり、ゆっくり食事が楽しめます。予約して行ったところ、こちらの個室に案内されました。
とても静かで、池袋のすぐ近くとは思えないのどかな雰囲気。隣には緑豊かな公園があり、店内の窓からも緑が見えます。
江戸一のメニュー
うな重・うな丼には、お吸い物とお新香がつきます。コースメニューもあります(要予約・要問合せ)
※価格は税込
- 並:1尾
- 上:1尾(並よりも大きい)
- 特:並のうなぎが1.5尾
- 特上:上のうなぎが1.5尾
うな重・丼
- うな重 並 2,900円
- うな重 上 3,500円
- うな重 特 4,300円
- うな重 特上 5,400円
- うな丼 並 2,900円
- うな丼 上 3,500円
かば焼き・串など
- うなぎかばやき or しらやき 並 2,700円
- うなぎかばやき or しらやき 並 2,000円(ハーフ)
- うなぎかばやき or しらやき 上 3,300円
- やきとり 800円
- きもやき 600円
- ひれやき 500円
- ヒレわさ 500円
- お新香 500円
- 肝吸い 300円
- ごはん 350円
- お通し 400円
飲み物
- ビール 500円~700円
- 焼酎 600円
- 冷酒 500円
- ハイボール 600円
- ウーロン茶 400円
- コーラ 400円
- オレンジジュース 400円 など
ボリュームたっぷり!江戸一のうな重
ランチタイムに、うな重を予約して行きました。
注文してから捌いて調理するので、その場で注文すると40分くらい待ちます。
あらかじめ予約をして行くとスムーズです。
うなぎが来るまで、飲み物で喉を潤すことに。
コーラ(400円)は大きいグラスに入り、かなりたっぷりの量でした。
一緒に行った人たちが頼んでいたビール(700円)。大きなジョッキに入って出てきます。
お酒を頼むとお通しが2品ついてきて、この日は青菜の煮びたしと、お麩の煮物でした。
うな重・うな丼についてくる、ぬか漬け。味が濃すぎず、ぬか漬けだけでもりもり食べられます。
思いのほかぬか漬けがとってもおいしくて、すでに満足度が高いです。笑
これはうなぎへの期待も高まります!
お重自体はコンパクト。この中にホカホカのうなぎが……!
お重のふたを開けると、ふわっとタレの香ばしい香りが立ち上ります。
こちらは「うな重 上」3,500円。ぎっしり敷かれたうなぎが、とってもおいしそうです。
尊い……! この値段でこのボリュームは、お手頃だと思います。
よく蒸された身はとっても柔らかくて、箸で持つとホロホロと崩れるほど。
タレはかかっていないので、好みの量を自分でかけることができます。
まずはタレも山椒もなしで、一口食べてみました。身はふんわりトロトロで、脂が乗っていて口の中でとろけます。
これは期待通りのおいしさ……!
タレなしでもしっかり味がついていて、おいしくいただけます。ご飯の粒も立っていて、炊き具合もいい感じ。
山椒をかけてみます。山椒大好きなので、ついたっぷりかけたくなってしまいます。
山椒をたっぷりとかけ、タレを少量かけたうなぎ。
タレの味は控えめで、あっさりしています。ほのかな辛さと甘さがあり上品な味。とても好みのタレで、クセになるおいしさでした。
(濃いタレをかけまくりたい!という人には、やや物足りないかもしれません。)
うなぎは全体的に肉厚で、とても食べごたえがあってお腹いっぱいになりました。
「上(3,500円)」でこのボリュームなので、「特」や「特大」になったらどうなってしまうんでしょう。いつか食べてみたいです。
プリプリの肝と、肝のエキスがたっぷり含まれた肝吸い。
こちらも味が濃すぎず、とてもおいしかったです。
雑司が谷「江戸一」のうなぎで幸せな気分に
うなぎはもちろん、お新香、ご飯、肝吸い、どれもとてもおいしくて、一品一品丁寧に調理していることが伝わってきました。
のんびりできる居心地の良い店内の雰囲気もあり、とても満たされて幸せな気分にひたれました。
ボリュームのわりにお値段が安いので、そこまで敷居が高くないのが嬉しいです。
池袋近くの穴場うなぎ屋「江戸一」で、舌も心も満たされてみませんか。