2022年5月26日、西池袋に「ブラッスリーレトン(Brasserie Laiton)」がオープンしました。
ブラッスリーとベーカリーのお店で、クラシックスタイルのフレンチと店内で焼いたパンが楽しめます。
ここでは、西池袋のフレンチ&ベーカリー「ブラッスリーレトン(Brasserie Laiton)」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際にランチとパンを食べた感想を紹介します。
池袋で人気のフレンチ「Cheval de Hyotan(シュヴァル・ドゥ・ヒョータン)」の姉妹店です!
ブラッスリーレトン(Brasserie Laiton)はベーカリー併設のレストラン
「Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)」はベーカリー併設のレストラン。2022年5月26日、池袋西口にオープンしました。
ミシュランガイドでビブグルマンを獲得した池袋の人気フレンチ、「Cheval de Hyotan(シュヴァル・ドゥ・ヒョータン)」がプロデュースしています。
「Laiton(レトン)」という店名には、Laiton(真鍮)が独自の輝きを放つように、人々がそれぞれの輝きを楽しめるようなお店にしたいという想いがこめられているそうです。
「Brasserie(ブラッスリー)」はフランス語で「醸造所」を指す言葉で、お酒と軽い食事が楽しめるお店を意味しています。
レストランでは、各地の生産者から仕入れた肉や魚、オーガニック野菜などの素材にこだわったクラシックスタイルのフランス料理を提供。
地域一の品揃えを誇る、豊富なナチュラルワインも揃っています。
併設のベーカリーでは、店内で焼き上げたパンを販売。
パンを買ったり、レストランで軽く食べたり、一杯飲んだりと、人それぞれ思い思いの時間を過ごすことができそうですね。
ブラッスリーレトン(Brasserie Laiton)に行ってきた
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)にランチで行ってきました! 念のため1名で予約していきました。
場所は東京芸術劇場のすぐ近く、hotel hisoca(ホテルヒソカ)の目の前。以前「西池袋のひもの屋」があった場所です。
渋い輝きを放っている「Laiton」のロゴと「Brasserie」の看板がとってもオシャレ。
「Laiton(レトン)」はフランス語で真鍮を意味します。名前通り、ロゴマークと看板は真鍮の色になっていますね。
お店のイメージカラーであるダスティな青緑色は、銅の錆の色をイメージしているのかなと思いました。
レストランの入口。たくさんの植物や花に囲まれていました。
お店の入口横には、緑豊かな合計7席のテラス席。
心地良い外気を感じながら食事が楽しめそうです。
店内はこんな感じ。シンプルでクラシカルな雰囲気ながらも、どこかアットホームな居心地の良さがあります。
塗りっぱなしの天井や壁がとってもオシャレ。無機質さがなくなり、あたたかみを感じます。
ソファと椅子のテーブル席。座席に綺麗な花が飾られていました。
壁は鏡張りになっていて、明るさと広さを演出しています。
ウッディな囲いが落ち着く、ボックスのような座席。
たくさんのワイングラスが釣り下がる、バーのようなカウンター席。 ここで一杯飲めたら素敵ですね。
オープン直後の11時半はそこまで混雑していませんでしたが、12時過ぎには満席になっていました。
座席数の多いお店ではないので、予約をしていくと安心だと思います。(1名から予約可能)
ブラッスリーレトン(Brasserie Laiton)のメニュー
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)では、シンプルで飽きのこないフレンチコースを提供しています。
食材や調味料はできるだけオーガニックにこだわり、体や環境に優しい素材を使っているそう。
オーガニックワインや無農薬栽培のコーヒーなど、ドリンクにもこだわっています。
ランチコース
ランチコースは4種類。お腹の好き具合や好みによって、ボリュームを選べるのが嬉しいですね!
前菜とメイン、デザートは複数のなかから選ぶことができます。※価格は税込
- Aコース 2,700円
前菜、メイン、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶 - Bコース 3,500円
前菜2皿、メイン、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶 - Cコース 4,200円
前菜、メイン2皿、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶 - Dコース 5,200円
前菜2皿、メイン2皿、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶
この日のランチメニュー詳細はこんな感じでした。
- パテ・ド・カンパーニュと有機野菜のサラダ
- 本日のキッシュと有機野菜のサラダ
- 鱈とズワイ蟹のブランダード
- 自家製ソーセージとポレンタ
- 自家製シャルキュトリーの盛り合わせ(+500円)
- 鶏モモ肉のコンフィーとメルゲーズ~スパイシークスクス添え~
- 埼玉県産むさし麦豚ロースのロティ シャルキュティエールソース
- 本日のお魚料理
- 国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
- タルトとソルベ
- ヌガーグラッセ
ディナーコース
前菜とメイン、デザートは複数のなかから選ぶことができます。※価格は税込
- Aコース 5,200円
前菜、メイン、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶 - Bコース 5,800円
前菜2皿、メイン、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶 - Cコース 6,800円
前菜、メイン2皿、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶 - Dコース 8,000円
前菜2皿、メイン2皿、デザート、自家製パン、コーヒー or 紅茶
ランチドリンクメニュー
ドリンクは、グラスワイン、ビール、ノンアルコールなどを提供しています。
ワインはかなりの品揃えなので、料理に合ったおすすめを聞いてみるのも良さそうです。
ランチ実食レポ!食べごたえのあるフレンチコース
ランチAコース(2,700円)を注文しました。
頼んだドリンク
こちらはドリンクで注文した、ヨーガ スッコ・ディ・ぺーラ(800円)。
洋梨果汁70%の、ネクターのような甘くて濃厚なジュースです。
前菜
前菜のパテ・ド・カンパーニュと有機野菜のサラダ。
姉妹店の「Cheval de Hyotan(シュヴァル・ドゥ・ヒョータン)」は料理によってさまざまなお皿が登場しますが、Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)はシンプルな白皿で提供するスタイルのようです。
パテ・ド・カンパーニュは、豚肉やレバーをミンチにして型に詰めて焼き上げた料理。フランスの伝統的な家庭料理のひとつです。
こちらのパテ・ド・カンパーニュはピスタチオが混ぜ込んでありました。
やわらかくて、しっかり肉の味が感じられるおいしいパテ・ド・カンパーニュ。塩気がパンによく合います。
サラダはビネガーのきいたドレッシングで、さっぱりといただけました。
パン
自家製パンは布製の入れ物で登場。最初はバゲットで、おかわりはチャパタでした。(日によって異なるそうです。)
バゲットはカリカリ食感がとってもおいしい! 何もつけなくても、小麦のほんのりした甘みが感じられました。
チャパタは驚くほどふわふわで、こちらも甘みがあっておいしかったです。
メイン
メインは、国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込みを選びました。
ゴロリとしたボリュームのある牛肉が2つに、大きな獅子唐とマッシュポテトが添えられています。
たっぷりかかった赤ワインソースがとってもおいしそう!
一口食べてみて、予想以上にお肉がやわらかくてびっくり。ナイフいらずでした。
ほろほろで口の中でほどける、牛ほほ肉。臭みがなくてとっても食べやすいです。
濃厚な赤ワインソースは、クリーミーなマッシュポテトとよく合いました。
パンに付けても良さそうです。
デザート
デザートのヌガーグラッセ。
ドライフルーツやナッツがふんだんに入った、ひんやりしたムースのようなデザートです。
ナッツとイチジクなどのドライフルーツがたっぷり。食べるとナッツの香ばしさが引き立ちます。
甘酸っぱいパッションフルーツのソースが思いのほか酸味があり、ヌガーの甘さにとってもよく合いました。
甘くて口の中で溶けるヌガーグラッセ。
お菓子のヌガーのようなねっとりした食感ではなく、ふわふわしています。
ふわふわ食感とナッツ・ドライフルーツのハードな食感の両方が楽しめる、新感覚のデザートでした。
食後のカフェ
食後のホットコーヒー。食後のカフェはコーヒーまたは紅茶から選べます。
デザートのお供にぴったりのおいしいコーヒーで、ほっとひと息つけました。
このランチコースの内容で2,700円は、コスパ良すぎではないでしょうか…!?
舌もお腹も大満足のフレンチランチでした。
ベーカリーではこだわりの自家製パンを販売
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)にはベーカリーコーナーがあり、店内で焼きあげた約30種類のパンを販売しています。
ベーカリーコーナーは誰でも利用可能
ベーカリーでは、素材と生地にこだわって焼き上げたパンがテイクアウトできます。
レストランの料理とも相性の良いハード系のバゲット類や、お食事パン、お総菜パン、甘いパンなど、かなり種類が豊富。食パンもありました。
バゲット、チャバタ、セモリナ、ライリュス、プルマン食パン、レーズンブレッド、大葉とベーコン、アボガドパンチェッタ、オニオンチェダー、パルミジャーノ、アンパン、シュクレ、ブレッサンヌ、ラムいちじくとクリームチーズなどなど…!
きっとお気に入りのパンが見つかるはず。
もちもち食感の絶品パン
お店の人におすすめされた、大葉とベーコン(330円)。
パスタにも使われる、セモリナ粉を使用したもっちりとした生地が特徴。
パンの中には大葉・ベーコン・チーズ・ペッパーがぎっしり入っていて、食べごたえがありました。
つぶあんパン(200円)。食パン生地に粒あんを包み、可愛らしい丸い型で焼いています。
ゴロンと大きなクルミがトッピングされ、アクセントになっています。
ふわふわモチモチの生地に、甘すぎない粒あんがとってもおいしかったです。
ブレッサンヌ(300円)。サワークリームチーズとレモンゼストを使用した、さっぱりした甘さのパン。
甘いけどしつこさがなく、パクパク食べられました。こちらも生地がもっちり。
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)のパンは、どれもモチモチしていて、生地の食感がかなり好みでした。
噛めば噛むほどおいしさがあふれる、味わい深いパンだと思います。
パン購入でホテルのテラス席が使える
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)の目の前には、2022年3月に開業した「hotel hisoca(ホテルヒソカ)」があります。
ベーカリーの購入者は、ホテルのテラス席の一部を飲食に利用可能です。
今後はホテルへの朝食メニューの提供や、食事のデリバリー等も予定しているそうです。
>>関連記事:【hotel hisoca】ホテルヒソカ池袋を徹底紹介!全室サウナ付きのプレミアムステイ
ブラッスリーレトンでこだわりのパンとフレンチを楽しもう
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)は、クラシカルな本格フレンチがコスパ良く楽しめるお店でした。
ベーカリーも併設していて気負わず入れるお店なので、カジュアルに利用できますよ。
西池袋の人気店「Cheval de Hyotan」「Pêche de Hyotan」に次ぐ3店舗目の姉妹店とのことで、今後ますます注目を集めそうですね。
お店のオーナーさんに話を聞いたら「ひっそりした場所にあるけれど、地域の皆さんにぜひ来ていただきたいです」とのことでした!
気軽に立ち寄ってパンを買ったり、食事をしたり、地域の生活に根付いた人気のお店になりそうです。
Brasserie Laiton(ブラッスリーレトン)で、こだわりのパンやフレンチを気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
ブラッスリーレトン(Brasserie Laiton)のアクセス・営業時間
- 【営業時間】
[ランチ] 11:30~ L.O. 14:00
[ディナー] 17:00~L.O. 21:30
[ベーカリー] 11:00~19:00(売り切れ次第終了) - 【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
- 【住所】東京都豊島区西池袋1-9-8 阿部ビル1階
- 【電話】03-5904-9991
- 【アクセス】
池袋駅西口(南)徒歩2分
地下鉄池袋駅 3番出口 徒歩2分
イケバス Bルート「東京芸術劇場」下車 徒歩2分 - 【座席】店内 29席、テラス 7席
- 【喫煙】禁煙
- 【駐車場】なし
- 【子供】10歳未満は店内NG(テラス席のみOK)
- 【ペット】テラス席のみOK
- 【HP】公式サイト 食べログ
- 【web予約】こちら