2024年2月9日、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2024年版が発表されました。
87作品、26施設、2イベント、107自治体が選ばれています。(公式発表)
豊島区も選ばれており、豊島区が聖地のアニメ4作品、アニメ関連施設3か所が選出されました。
いったいどの作品や施設が選ばれたのでしょうか?
訪れてみたい日本のアニメ聖地88とは?
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」は、アニメツーリズム協会が2018年から主催している、アニメの舞台となった聖地を選定する取り組み。
観光客誘致や地域活性化を目的とし、アニメファンによる投票や協会の調査に基づき選出しています。
選出されたアニメの聖地には、認定プレートと御朱印スタンプが設置されます。
御朱印を集めながら、全国各地のアニメ聖地を巡ることができますよ。
【作品】デュラララ!!
「デュラララ!!」は、成田良悟によるライトノベルを原作としたアニメ作品。
2018年度から「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選出されています。
2004年に電撃文庫から刊行され、2010年と2015年にアニメが放送されました。
池袋を舞台に、高校生やカラーギャング、殺人鬼、都市伝説の首なしライダーなど、個性豊かなキャラクターによる恋や非日常の物語が繰り広げられる群集劇。
アド街 池袋東口特集では「デュラララ!!」の主題歌が流れるなど、池袋の聖地代表ともいえるアニメ作品です。
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作中には、東池袋中央公園、サンシャイン60通り、サンシャイン通り、六又歩道橋、池袋駅前公園、東京芸術劇場、池袋西口公園など、東口・西口のさまざまなスポットが登場します。
リニューアル前の池袋西口公園や、今はなき東急ハンズ池袋店など、少し昔の懐かしい池袋の景色を見ることができますよ。
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【作品】「冴えない彼女の育てかた」シリーズ
「冴えない彼女の育てかた(さえないヒロインのそだてかた)」通称「冴えカノ」は、丸戸史明によるライトノベルを原作としたアニメ作品。
2019年度から「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選出されています。
オタク高校生の安芸倫也が桜舞い散る坂道で少女と出会い、その少女をヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつくというストーリー。
2012年7月に富士見ファンタジア文庫より刊行され、2015年と2017年にアニメが放送されました。
作中には雑司が谷と池袋周辺がよく登場し、のぞき坂や都電雑司ヶ谷駅、池袋駅、南池袋公園、六又歩道橋などが聖地となっています。
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鬼子母神堂など雑司が谷の伝統的なスポットとあわせて、のんびり聖地巡礼散歩をしてみてはいかがでしょうか。
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【作品】その着せ替え人形は恋をする
今回が初選出!
「その着せ替え人形は恋をする(そのビスク・ドールはこいをする)」通称「着せ恋」は、福田晋一のコミックが原作のアニメ作品。
2018年からヤングガンガンで連載を開始し、2022年にアニメが放送されました。
主人公は、雛人形に心を奪われ、雛人形製作に没頭している高校生・五条新菜。
ギャルでオタクなヒロイン・喜多川海夢と出会い、彼女の「コスプレ衣装」を作る事から仲良くなっていくラブコメディです。
ハレザ池袋や中池袋公園、アニメイト、池袋駅、ラーメン屋の浮浪雲(はぐれぐも)など、池袋東口周辺が登場します。
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東池袋中央公園、サンシャインシティで行われるコスプレイベントなど、アニメでもリアルな風景が描かれていますよ。
作品中では、サンシャインシティが「Morning City」となっていました。笑
ちなみに、スピラ・スピカが歌うOP主題歌「燦々デイズ」のMVロケ地は東池袋「イケ・サンパーク」。こちらのPVも要チェックです。
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【作品】「BanG Dream!」シリーズ
こちらも今回が初選出!
BanG Dream!(バンドリ!)は、ブシロードが企画するメディアミックスプロジェクト。
アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなどさまざまなメディアで展開されています。
ストーリーは、高校生がガールズバンドを結成し、バンド活動を通して少女たちの成長を描いた青春物語。
2017年からアニメ化がスタートし、続編や劇場版など何作品も制作されています。
大塚・池袋周辺に聖地があり、大塚駅や南大塚公園、サンモール大塚商店街、角海老ボクシングジムなどが登場しています。
池袋周辺では、池袋駅や都電の鬼子母神駅、千登世橋、サンシャイン60通り、食と緑の空中庭園、サンシャインシティ、サンシャイン水族館、プラネタリウム満点などが聖地となっています。
【施設】アニメイト池袋本店
2023年から「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選ばれているアニメイト池袋本店。
2023年3月、世界最大規模のアニメショップとして店舗を大型リニューアルオープンしました。
地下2階~9階の11フロアあり、劇場やカフェ、展示スペースなどを通して、アニメやコミックの世界をさまざまな形で体感できる施設になっています。
(東京都豊島区東池袋1-20-7)
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【施設】トキワ荘マンガミュージアム
2022年に「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選出された、豊島区南長崎のトキワ荘マンガミュージアム。
手塚治虫や赤塚不二夫ら多くの漫画家が若き日を過ごした木造アパート「トキワ荘」を再現した博物館です。
外観や玄関、階段、2階の居室、共同炊事場など、かつてのトキワ荘を忠実に再現。昭和にタイムスリップできますよ。
グラフィックや映像でトキワ荘や地域の歴史を紹介するコーナーや、マンガ・アニメに関連する展示やイベントを行う企画展示室もあります。
(東京都豊島区南長崎3-9-22)
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【施設】アニメ東京ステーション
2024年度新たに選出! 豊島区のアニメ聖地の新スポット。
アニメ東京ステーションは、2023年10月31日に池袋駅前に開館したアニメの展示拠点。
過去の名作や最新の人気作品などさまざまなアニメを取り扱っています。
アニメに関する展示やイベントを通して、アニメ文化・産業の認知と振興を図るとともに、アニメ制作資料の保管整備などを推進しています。
国内外の観光客やアニメファンなど、子供から大人までが楽しめるスポットです。
予約不要・入館無料なのが嬉しいですね。
(東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館 B1F~2F)
豊島区でアニメの聖地巡礼をしよう
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2024年版から、豊島区が聖地のアニメ4作品と、アニメ関連施設3か所を紹介しました。
マンガ・アニメを活用したまちづくりを推進している豊島区。
「池袋ウエストゲートパーク(アニメ版)」「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」「天気の子」など、池袋・豊島区に聖地がある人気アニメはほかにもあり、アニメファンとしてはたまらない街になっています。
お気に入りの作品のスポットを散歩がてら巡ってみてはいかがでしょうか。